オオジシギ

夏鳥で、ハトくらいの大きさです。長い嘴の先は軟らかく、ある程度曲げることができます。この嘴を土の中に差し込み、ミミズを捕食する他に昆虫類も食べます。鳴き声は、というか聞いた(体験した)ことがありませんか?飛び立つときは「ゲッゲッ」、飛びながら「ジッジッジッ」「ズビヤクズビヤク」その後に「ゴゴゴゴゴ-」という羽音とともに急降下します。頭の上に落ちてきそうな勢いです。皆さんも体験したことがあるのではないでしょうか?この激しい羽音から「雷シギ」とも言われています。主に広い野原に生息していますが、警戒心がとても強く、少しでも近寄るとあっという間に飛び立ってしまいます。

写真:オオジシギ 層雲峡 5/5

峡谷上部は雪景色

GWに入り不安定な天候が続いていましたが、本日は層雲峡近辺もようやく晴れ間が見え始めてきました。夜半から標高の高い峡谷では、一面雪が被り晴れ間とのコントラストがとても綺麗です。雪が被ったのは上部のみです。道路状況も乾き始めてきています。明日は終日晴れの予報で、しかも気温が二桁とのこと。GWも終盤ですが、ここにきてようやく春らしい天候になりそうです。

写真:層雲峡峡谷一面雪景色 5/5

アリスイの後姿

先日、アリスイの正面からの写真を紹介しましたが、今回は後姿です。妖艶な後姿・・・と言いたいところですが、ご覧の通り「ヘビ」に何となく似た模様です。このアリスイは、外敵に対しヘビのように首をクネクネと振る動作したり、「シュルシュル」と奇怪な音を出しながら舌を出し入れして威嚇します。なので、ヘビに似た模様と威嚇行動なのでしょうか???

写真:アリスイ 上川町 5/4

異様なコーラス

低山の茂みを散策中、何やらとてつもない騒がしい声。てっきり、カモの集団か?はたまたムクドリの大群?か・・・。近寄ってもまだどこで鳴いているのかもわからず・・・。上空を何度見上げても鳥の姿は見えない・・・。とその瞬間、地面全体が動いたような目の錯覚、あたり一面、おびただしい数のカエル・・・。このカエル、エゾアカガエルといいます。先日、卵を紹介しましたが、このカエルが主です。メスをめぐるオスの大コーラスだったようです。もはや、ケロケロなどどかわいいものではなく、「ぐわあ~げわあ~ごわあ~ぎわあ~」と地面から湧いてくるような感じです。メスの争奪戦はかなり壮絶な様相で、何匹かのカエルはつぶされてしまうほどです。おんぶカエルを目にすることがありますが、これは争奪戦で見事に勝ち抜いたペアです。(下がメスで上がオスです)それにしても、凄まじい大合唱でした。野鳥と間違えるくらいですから・・・。

写真:エゾアカガエル 上川町 5/4

水芭蕉園

上川町から層雲峡へ向かう途中、清川という場所に「水芭蕉園」があります。(国道沿いです)雨や雪が降ったりと天候が不安定でしたが、現在見頃を迎えています。層雲峡温泉へお越しの際は、一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか?昨日の雪も道路上は消失しました。但し、峠を利用される方につきましては、朝晩はまだまだ注意が必要です。

写真:水芭蕉園 清川 5/4