赤岳・コマクサ平の女王

高山植物の女王はコマクサ、でも、まだ小さな蕾がやっと出たばかりです。今ここの女王は、越冬から目覚めた「エゾオオマルハナバチ」の女王バチ。黒・黄色・オレンジの3色も見事で、盛んにウラシマツツジの蜜を集めていました。足に大きな花粉団子もしっかり付けています。やがて女王バチは、地中などに営巣場所を探し出し生活史が始まります。*写真のハチは、外来種の「セイヨウオオマルハナバチ」とは違いますが、セイヨウ~の特徴は、鮮やかな黄色と黒の体色、真っ白なお尻、体長は1~2cmです。

写真:エゾオオマルハナバチ 赤岳コマクサ平 6/20

ルリイトトンボ

小さな池の淵で「ルリイトトンボ」を見つけました。小さく細いトンボですが、体色の「瑠璃色」がとても綺麗です。通常トンボは、前後の羽根の形が違いますが、イトトンボは4枚の羽根が同じ形をしているのが特徴です。間もなく交尾ですが、写真は準備の段階でしょうか?

写真:ルリイトトンボ 層雲峡 6/22

イワツバメ その1

「イワツバメ」の集団が、干上がった小さな池で何やら啄ばんでいます。一体何をしているのでしょう???

写真:イワツバメの集団 層雲峡 6/22

イワツバメ その2

泥と草を一緒に口に含み、果たしてこの後どうするのでしょうか?(正確には、泥と草に唾液を混ぜています。)

写真:イワツバメ 層雲峡 6/22

イワツバメ その3

正解は、イワツバメの巣造りでした。本来は岩の崖に営巣しますが、近年は橋の下やビルなどにするものも多いです。写真の場所はとある「駐車場」・・・。撮影時は車はありませんでしたが、ここからあの白い「糞」を落とされると・・・。

写真:イワツバメの巣造り 層雲峡 6/22