本日、晴天の中、黒岳に登ってきました。朝6時半で七合目の気温は16℃。太陽の光を浴びながら歩いていると暑く感じるほどで、汗だくになりながら登ってきました。
天気はすっかり初夏ですが、黒岳の登山道にはまだまだ多くの雪が残っています。ただ、気温が高く朝一番に登ってもシャーベット状の雪のため、雪上歩行に慣れている方であればアイゼンは無くても大丈夫な感じです。しかし、心配であればアイゼンを持参いただくと間違いないと思います。実際、七合目標柱上にあった60mほどの雪渓のところで、持っていた軽アイゼンを装着して登っていた方がいました。登山靴のみの方はストックをつきながら、一歩一歩慎重に登っていました。(そこで諦めて戻ってきた、という方もいました。)
9合目標柱から上は25mほどの雪渓とマネキ岩周辺に70mほどの雪渓がありますが、雪切りしてあるため歩きやすかったです。九合目はこの2ヶ所以外雪渓はありませんでした。昼過ぎになると雪がさらにシャバシャバになって滑りやすくなり、踏み抜きも多く見られました。スニーカーで登ろうとしていた外国の方がいましたが、危険です。ぜひ、登山靴を履いて黒岳を楽しんでください。
〔6/26朝の時点での残雪状況】
・七合目標柱下:約30m.
・七合目標柱上:約30m. 約60m. 約40m(滑り止めの砂あり).約35m
・八合目標柱上:約40m.約60m.約100m.
・九合目標柱上:約25m.
・マネキ岩周辺:約70m.
写真:七合目標柱上の斜面、九合目標柱上の斜面 6/26