エゾシカが・・・

本日の層雲峡は、早朝から雪。気温も早朝は-22℃でしたが、現在は約1ヶ月ぶりに一桁気温です。気温もゆるんできましたので、森の中に入りましたが、雄ジカが無残な姿で横たわっていました。写真の上部は「崖」になっていて、何らかの理由で滑落してそのまま息絶えたようです。よく目にする光景ですが、カラスやカケス、オオワシやオジロワシの幼鳥が、残滓に群がっていました。最終処理は「キタキツネ」の登場です。骨を咥えて森の中に消えていきました。何とも酷い光景ですが、自然界の中では仕方のないことなのでしょう・・・。

写真:雄ジカ死骸・オジロワシ幼鳥・オオワシ 1/19

今日は早起きをしました

早起きをして「エゾモモンガ」の撮影に出かけました。が・・・寒いっ!!!寒いっ!!!寒いっ!!!めがねを使用していますが、鼻息がめがねにかかりうっすらとレンズが凍ってきてしまいます。早朝センター前温度計は-25℃・・・。完全防備ですが、体の芯から冷えました・・・。おかげさまで、何とか写真におさめることができました。しかし、今日はいつもと場所を変えて、色々な角度からの撮影をと思っていましたが、この寒さ、やはり手や指が「かじかんで」動かず、数枚撮ってから退散となりました。モモンガは夜行性ですが、早朝日の出とほぼ同時に一度巣穴から出て、排泄行動をとります。ほぼ同時と言っても、やはり一時間弱は前後する場合もあります。今回はすんなり顔を出してくれました。こちらの寒さもわかってくれたのかな?次回に乞うご期待!

写真:エゾモモンガ 1/18

チャレンジャーなエゾシカ

国道を走行中、雪山から1頭の立派な角を持った「エゾシカ」が駆け下りてきました。何と、道路のど真ん中で立ち止まっています。見ての通り、ここはトンネルの出入り口・・・。「俺の角は立派だぞっ」といわんばかりに、まったく動く気配がありません。しかもこのトンネル、カーブになっていて、反対側から走行してくるとシカの存在に気付くのがかなり遅れてしまい、事故になりかねません。あまりにも動かないため、こちらも車を止めて大声を出したり、クラクションを鳴らしたりと、やや威嚇行動をとりましたがまったくだめ・・・。しばらくすると車が来てしまい、案の定、ドライバーさんはブレーキをかけましたが、いかんせん「ツルツル路面」、何とか半回転をしたところで車は止まり、シカも雪山へと戻っていきました。対向車があれば事故となっていたでしょう・・・。何とも「困ったエゾシカ」でした。皆さんも気をつけてくださいね。低速で走行しても「突っ込んで」きます。

写真:国道の真ん中にエゾシカが・・・1/18

寒い日が続きます

1月に入ってからも寒い日が続いています。今年は雪も多く、スノーシューでの散策も中々大変です。本日は、ようやく快晴とはいきませんでしたが、北大雪・ニセイカウシュッペが綺麗に見えました。しかも、写真ではわかりづらいですが、樹氷となっていました。表大雪はガスの中でしたが、久しぶりに拝めた山々でした。

写真:ニセイカウシュッペと石狩川 1/18

やってきました

連日悪天の層雲峡、気温も-25℃以下が続き、しかも雪や風が荒れ狂ったように吹きつけています。本日も早朝から風が強く吹いていましたが、ようやく少し落ち着いたようです。このような悪天では、中々散策とはいきませんが、本日センター付近の上空を「オオワシ」が飛来していました。1月から「オジロワシ」も含めて、その姿は遠目ですが数回目撃していました。ようやくカメラに収まりましたが、今年は飛来する数が少ないようです。しかし、ようやくやってきてくれました。何か一安心といったところです。

写真:オオワシ 1/12