春らしくなってきました

峡谷に「エゾムラサキツツジ」、国道39号線沿いの清川付近には「水芭蕉」。

いよいよ春らしくなってきました。
これに、サクラが加わるとさらに賑やかになってくるでしょう。

写真:峡谷上のエゾムラサキツツジと清川水芭蕉園 5/10

春もみじ

峡谷上に昨年よりも約20日間早く「エゾムラサキツツジ」が咲き、雪景色からようやくちらほらと色の付いた峡谷となってきました。

そのような中、この時期特有の「春もみじ」の光景が日を追うごとに色濃くなってきました。

「カツラ」「ダケカンバ」「シウリザクラ」などが赤や黄緑、緑とまるで紅葉しているかのようです。

この春もみじ、光合成が本格化する時期までは葉緑素が十分ではない為、葉がまだ薄くなっています。このため、若い葉を守るため「アントシアニン」という物質が色を染め、紫外線を遮り若葉を守っているのです。

まだまだ色濃くなっていきますが、この時期が過ぎるといよいよ「新緑」の季節となります。

山はまだまだ雪の中ですが、毎年のことながら、そろそろ登山準備のシーズンです。

写真:峡谷上に映える真っ赤な新葉となったカツラ 層雲峡 5/9

換毛期です

エゾユキウサギが換毛期を迎えています。
写真のウサギは、さながら「覆面」でもしているかのようです。

ようやく写真に納まりましたが、気配を感じると、とんでもない速さで疾走・・・。

本日は、近寄ってくるまでじーっと我慢の連続でした。

写真:エゾユキウサギ 上川町 5/6

層雲峡散策名所 紅葉谷

紅葉谷の近況です。
まだまだ多くの残雪が残っていました。

全面雪の中ということではありませんが、できればスノーシューでの散策がおすすめです。

長靴を履いてのツボ足でもなんとか歩くことは可能ですが、気温が高く推移していますので、踏み抜きや、やや急な場所での滑りによる転倒には要注意です。

https://sounkyovc.net/trails/sonota/140501momiji.pdf →クリックすると詳細な情報がご覧いただけます

写真:紅葉谷最終地点 紅葉滝 5/1

エゾモモンガが・・・

*画像は小さくしています。

エゾモモンガの巣穴にアオダイショウが・・・。
無事に逃げたことを祈りつつ・・・。

モモンガの天敵のヘビ。
ヘビは木をまきながら上に上がっていくのではなく、腹盤の両端に測稜(キール)というものがあり、それを、幹や枝に引っかけてそのまま垂直に上ることができます。(地上での生活と思われがちですが、森の中を散策中に樹木の枝に「ブラ~ン」と垂れ下がっている光景を目にします。ヘビは樹上を移動できるのです)

この時、通過する際「わずかな音」がでますが、この音でモモンガは身の危険を感じ巣穴から出ます。

無事に気づいてくれたのでしょうか・・・?

写真:エゾモモンガの巣穴にアオダイショウが 上川町 5/3