黒岳東斜面

16日の初雪から断続的に降った雪の影響で、全般的には落葉してきましたが、写真の通り点々とですが「ウラジロナナカマド」が色を残しています。

但し、上り始め七合目から頂上までは、登山道は悪路となっています。運動靴程度では登山は難しい状況です。装備を万全に安全な山行をお願いします。

尚、只今黒岳の紅葉は五合目周辺までおりてきています。リフト乗車時はやや落葉も出始めましたが、足元の草紅葉も含め、まだまだ綺麗な紅葉を見ることができますが、お早目の鑑賞を。

写真:黒岳東斜面 9/22

山頂は冬山装備が必要

赤岳山頂周辺は、昨日から降り続いた降雪により登山道が所々不明瞭となっている事から、これからの登山は本格的な冬装備が必要となります。

~赤岳コースの積雪状況~
第3雪渓:下部まで降雪が残っていましたが、歩くのに支障が出るほどではありません。

第4雪渓:下部はドロンコ状態で滑りやすく、中間から上部では所々で積雪があり凍っている箇所もある。

赤岳山頂:全面雪で積雪は2~5?pほどあり、登山道は不明瞭な場所もある。

写真:赤岳山頂から見た旭岳方面  9/21

赤岳第1花園の紅葉

第1花園の紅葉は、色づきが遅かった上部のウラジロナナカマドも前回より色づきが増しましたが、登山道沿いのナナカマドは少しずつではありますが落葉してきました。

銀泉台の紅葉を見られる方は、ここ数日間のうちに行かれる事をお勧めします。

写真:赤岳第1花園 9/21

高原沼めぐりの紅葉

大雪高原沼周辺の紅葉は、全体的に見頃となりました。先日の降雪の影響もあまりなかったようでウラジロナナカマドやミネカエデなどは、順調に色づききれいな紅黄葉となってきています。

写真:滝見沼 9/20

高原沼コースはドロンコ状態

沼巡りコースは、数日間続いた降雪と降雨の影響で登山道沿いは水溜りとぬかるみが多く、短靴などのようなものでは滑りやすく普通に歩くことすら厳しい状態となっていました。

このようなドロンコ状態は、天気が良くなったとしても数日間は続くと思われますので、沼巡りの際は長靴や登山靴にスパッツなどの装備が必要となります。

写真:緑沼周辺の登山道 9/20