お知らせ

只今ビジターセンターでは、館内掲示物の改修工事を行っております。

ご来館くださいましたお客様には、大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいませ。

基本改修は、外国のお客様が増えてきていることで、館内の表記を多言語化に変更されます。

また、加えて「周辺施設の見どころ」「自然観察コース」の掲示内容の充実等々さらにパワーアップしたビジターセンターに生まれ変わります。

また、ホームページも一新され、これも多言語化していく予定となっております。

ホームページのデザインは一新されますが、掲載内容は今までと変わりありません。最初は戸惑われるかもしれませんが、安心して下さい。内容は変わりませんので。

これらの作業で、中々情報収集ができていませんが、今しばらくお待ちいただけると幸いです。

改修が終了した時点で、再度ホームページにも掲載してまいりますので、お楽しみにしていてください。

いつも、ビジターセンターのホームページをご覧いただき、大変ありがとうございます。

2015.03.15

久しぶりでした

久しぶりに「オオアカゲラ」に出会いました。
やはり、アカゲラと比較すると随分と大きく、勇壮感があります。

オオアカゲラのなわばりは200ha、アカゲラの数十倍もありますので、そう簡単には出会えません。

アイヌ語で「エそクソキ」~頭を・トントン打ちつけるだそうです。そういえば、いつ見ても打ちつけています。

写真:オオアカゲラ雄 3/5
  • オオアカゲラ : けたたましく鳴いたり、ドラミングをしていました。

お知らせ

「大雪山 神々の遊ぶ庭(カムイミンタラ)を読む」発売のお知らせ!! 北海道の屋根「大雪山」、その最高峰「旭岳」は東川町にある山です。 日本で一番早く紅葉がはじまる大雪山と人との物語を通して、大雪山の忘れられないエピソードが詰まった一冊の本が誕生しました。 「大雪山 神々の遊ぶ庭(カムイミンタラ)を読む」は3月2日(月)より全国の書店にて発売予定となっております。  ぜひ、東川町の「ふるさとの山」に係る本書をご一読ください。 *文面は東川町(北海道「写真の町」東川町)から抜粋

センター講座が行われました

本日、ビジター講座:大雪山麓を歩く「ニセイノシキオマップ」観察講座が行われました。

往復3.5kmのコースで、終点は完全結氷した迫力満点の滝の真下です。

ニセイノシキオマップ川の源流は、標高1883mの「ニセイカウシュッペ山」~断崖の上手にそびえる山~にあります。

層雲峡主要部となる境界には、ニセイの名が付く3つの川が石狩川に流れ込んでおり、一番上流にある川が「ニセイチャロマップ川」、中流にある川は「ニセイノシキオマップ川」、下流の川は「ニセイケショマップ川」です。

それぞれ名前の意味があります。

 ニセイ(峡谷の)・チャラ(口)・オマ(にある)・プ(もの)

 ニセイ(峡谷の)・ノシキ(の中央)・オマ(にある)・プ(もの)

 ニセイ(峡谷の)・ケシ(の末端)・オマ(にある)・プ(もの)

このニセイの名がつく3つの川は、「チャラ(口)・ノシキ(中央)・ケシ(末端)」となり、層雲峡主要部となる境界の川もアイヌ流でいうと、川下から「下半身」、中流を「胴体」、上流を「頭」と考えることからニセイの付く3つの川全体を人に形容することで表現しています。 

尚、ニセイ(断崖)とは山の状態が断崖ということではなく、国道沿いの「断崖絶壁の柱状節理」をニセイと呼び、その上手にある山という意味です。

写真:ニセイノシキオマップ滝に到着した参加者の皆さん 2/22

エゾシカ残滓

林の中を散策中に、けたたましい数のカラスが・・・。

案の定、エゾシカの残滓に群がっていました。
その残滓に誘われて、写真のオオワシが7羽・オジロワシが2羽・クマタカが1羽飛翔していました。

一昔前までは、このような光景はあまり目にしませんでしたが、このエゾシカに依存する野生動物の生態環境が、今後どう影響していくのか注意深く観察が必要となりそうです。

写真:オオワシ 2/20
  • オオワシ