オシドリ夫婦

昨日(4/11)、大雪山の麓にオシドリがやって来ました。写真ではまるで置物のように見えますが、本物です。とても鮮やかで特徴的な羽色をしている雄の成鳥は遠くからでもはっきりわかるほどよく目立ちます。逆に、雌は全体に灰褐色で目立たない様子で、背景に溶け込んでいて、はじめは存在に気づきませんでした。ぴったりと寄り添い、程なくして仲良く飛んでいきましたが、仲が良いのは繁殖の期間だけ。雄は雌を防衛するべき期間が終わったら、子育ては雌に押しつけてさっさとどこかへ行ってしまいます。

雪解けも進み、層雲峡も春めいてきました。野鳥のさえずりもたくさん聞こえてきます。春は野鳥観察にもってこいの季節。どうぞ層雲峡・上川で野鳥観察をお楽しみください。

(※5/6に上川公園で野鳥観察会を開催予定です。興味のある方はお電話でお問合せください。定員まで残りわずかです。)

写真:オシドリ(雌・雄) 4/11

 

春季観察会のお知らせ

層雲峡ビジターセンターでは今月末の三連休に春季観察会「アイヌ語地名探検隊2024 アイヌ語地名と色」を実施します。

 白水沢・黒岳沢・赤石川など、層雲峡周辺には色に因んだ地名があります。では、これらの地名は、アイヌ語ではどのように呼ばれていたのでしょうか?今回の講座では、アイヌ語の色表現を探りながら歩きます。
※野外での活動になりますので、動きやすい服装と、雨具・防寒着などをご用意ください。

 詳細はビジターセンターへ電話でお問い合わせください。
※お申し込みは、参加者ご自身が直接電話でお願いします。日程などは以下のとおりです。

 

日程:4月27日・28日・29日

集合場所:層雲峡ビジターセンター

集合時刻:午前10時

定員:7名

参加費:無料

問合せ・申込:層雲峡ビジターセンター

 電話 01658-9-4400(9時〜17時 月曜休館)

 ※参加者ご本人が直接お申し込みください。電話のみの受付となります。

 

参加者注意事項

 参加対象:日本国内在住で、日本語での意思疎通が可能な、10歳以上の方。未成年者は保護者同伴。

 服装:野外活動ができる服装。雨具をお持ちください。

 感染症予防:体調不良の方の参加はご遠慮ください。

※予期せぬ天候悪化などにより、当日催行を中止する場合があります。予めご了承ください。

写真:2023年度春季観察会の一コマ

センターだよりが発刊されました

センターだより4月(120)号が発刊されました。

今号の表紙は「飛ぶシマエナガ」です。

真っ白でモフモフな愛らしい姿から「雪の妖精」と呼ばれ、巷で大人気のシマエナガ。エナガの亜種で、北海道にしか生息していない野鳥です。

シマエナガはとても敏捷で、すばやく動き回るため写真を撮るのも一苦労。それでも今回は、シマエナガが飛んでいる瞬間を様々な角度から捉えることができました。ぜひ、ご覧ください。

 

裏面には2024年度のセンター年間行事予定が載っています。夏には新しく渓流歩きのプログラムが加わりました。皆様のたくさんのご参加、お待ちしております。

 

センターだよりはビジターセンターHPから閲覧することができます。ぜひ、ご一読ください。

 

(お詫び:今回は新しいHPに切り替わるタイミングと重なり、センターだよりをHPにアップするのが遅れてしまいました。大変申し訳ありませんでした。)

 

写真:センターだより4月(120号)表紙

 

黒岳七合目付近からの眺望

今日は本当に気持ちのいい青空!まさに山日和の一日でした。
黒岳五合目の展望台からも、七合目のリフト降り場からも、くっきりはっきり北大雪の山々を望むことができました。
寒さは明日の朝までで、予報ではこのあとしばらく気温も上がり、好天が続くようです。春らしい陽気の中、まだまだたっぷりある雪と絶景を楽しみに層雲峡&黒岳にいらしてください!

写真:屏風岳、赤岳方面上空(黒岳七合目周辺より)

写真1 写真2

黒岳七合目

黒岳の七合目から、あまりょうの滝展望台まで行ってみました。黒岳などの山々がとても綺麗に見えまして、新しく降った雪の上に、ウサギの足跡が沢山ありました。今日の積雪は320センチ(五合目)あり、春分の日ですが、まだまだ雪景色を楽しめますね。
(あまりょうの滝展望台までは目印がありませんが、興味ある方はぜひお問い合わせください)