注意喚起

 ここ数日層雲峡では快晴が続き、
気温も徐々に上がってきました。

 さすがに朝晩はまだまだ氷点下ですが、
少しずつ春に向かっています。

 そのような中、動物たちの動きも活発になってきています。
写真は「ヒグマ」の足跡。

 確認は3月前半でしたが、
ここにきて複数の足跡を目撃しています。

 これから山菜シーズン、春山シーズンに入ります。
無理をせず、安全に十分配慮されて行動して下さい。

写真:ヒグマ足跡 3/31
  • 熊出没注意

お知らせ

2018年度 層雲峡ビジターセンター
施設補助員(短期インターンシップ)募集要項


 日本でいちばん広い山岳国立公園である大雪山国立公園の玄関口・層雲峡温泉は、年間を通じて国内・国外を問わず多くの旅行者や登山者が訪れます。そんな層雲峡エリアの中核施設である層雲峡ビジターセンターは、大雪山の自然を紹介する館内展示はもとより、リアルタイムの自然情報や登山道情報・高山植物の開花情報・紅葉情報などの情報発信も行っています。
 夏でも涼しく快適なうえに、毎日温泉につかって疲れを癒せるという恵まれた環境のもとで、山や自然・国立公園にかかわる仕事に就きたいという希望を持っている方や、将来の仕事にビジターセンターでの経験を生かしたいと考えている方を対象に、施設補助員(短期インターン)というかたちで活躍の場を提供いたします。意欲ある方のご応募をお待ちしております。

A.概要
 来館者対応や自然観察会でのインタープリテ-ション、登山道保全作業などのフィールドワーク、登山者への情報提供(ブログ更新・ニュース等の制作)などのデスクワークがあり、国立公園をはじめとする自然の中での活動を生業にしたい人にとって、貴重な実務経験の場となります。
 期間中、国立公園管理者や民間事業者など、大雪山の自然を保護し活用する最前線の方々との交流を通じて学ぶことにより、将来の就職につながるヒントや機会が得られます。

B.業務内容
1.外来生物の防除
層雲峡集団施設地区及び周辺登山道にて外来生物のモニタリング調査を行う。
2.自然情報の収集
登山道や融雪状況・動植物についての情報収集を行い、層雲峡ビジターセンターにて利用者への情報提供を行う。
3.利用マナー啓発と協力の呼びかけ
大雪山の自然やその適正な利用マナーを公園利用者に普及啓発するため、層雲峡ビジターセンターや周辺登山道の利用者に対し、公園利用マナーのガイドを行うとともに、国立公園の自然保護活動、施設管理活動への協力を呼びかける。
4.施設管理作業
登山道の補修作業の補助や資材荷上げ作業を行う。
5.情報発信
上記業務を実施した報告をビジターセンターホームページに記事として発信する。
6.自然解説
来館者や自然観察会参加者へのインタープリテーションを行う。

C.募集内容と応募方法
1.募集対象
 上記「B.業務内容」に関心のある大学生・大学院生・専門学校生・社会人等で、登山用具一式を保有し、中級以上の登山ができる体力のある方
2.募集人数 若干名
3.勤務期間
 2018年8月6日から8月22日まで(実働15日 休日あり)
4.就業条件
 期間中15日就業できること。
 原則として午前8時30分から午後5時15分まで ※早朝からの業務もあります。
就業期間中の宿泊費・食費・保険加入費(ボランティア保険)は原則として当方で負担しますが、勤務地までの交通費等その他経費はご本人の負担になります。
5.勤務地
 層雲峡ビジターセンターほか大雪山国立公園内およびその周辺
6.応募方法
 下記必要事項を記入のうえ、ポートレート写真(スナップ写真可、ただし表情が認識できるもの)一枚を添付して募集担当までメールまたは郵便でお送りください(体裁は自由、締め切り日必着)。
 (1)氏名
(2)生年月日
 (3)所属(学校名・企業名等)
 (4)学科・学部・専攻名等(学生の場合)
部署・役職等(学生以外の場合)
 (5) 出身地
 (6) 現住所または居所
 (7) 携帯番号
 (8) メールアドレス
 (9) この事業をどこで知りましたか?
 (10) 関心を持った動機(※自由記述・字数制限なし。こちらの内容が選考対象になります)
 (11) その他・要望や疑問点など
申込み期間:4月1日~ 6月30日
7.選考方法
 上記記入事項のうち「(10)関心を持った動機」の内容をもとに選考します。
選考通知:7月6日まで

問い合わせ・施設補助員募集窓口
 層雲峡ビジターセンター(担当・佐久間)
 〒078-1701  北海道上川郡上川町層雲峡温泉
 電話  01658-9-4400
 メール sounkyovc@gmail.com

センターだよりが発刊されました

センターだより

 いつも「センターだより」をご覧いただきまして
大変ありがとうございます。

 今回は表紙に冬の風物詩「フロストフラワー」を掲載しました。
他に、氷の造形・クマゲラ・病気にかかったキタキツネ等々を載せています。

是非ご一読下さいませ。

この「センターだより」、一年間のアクセス数も「山だより」「山情報」に次いで多くなっており、
さらに、ご覧いただいている皆様にとって有益な情報を発信していきますので、
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

写真:センターだより表紙

黒岳北東斜面

 昨日に引き続き快晴の層雲峡、
黒岳を中心とした山々も絶景の様相です。

 雪の状況につきましては、
やはり未だ増え続いており、現在七合目周辺で470㎝、
昨年よりも約40㎝多いものになっています。

 週末にかけて気温がしばらく高い状態が続くようです。
少しでもとけてくれることを期待したいです。

 2枚目の写真は、五合目駅舎前の雪庇です。
随分と高さのある雪庇となっています。

写真:黒岳五合目周辺 3/24

本日の層雲峡峡谷

 朝晩はまだまだ氷点下の層雲峡、
しかし、ここにきて日中はやや暖かくなってきました。

 が、例年のごとく昨日夜半から今朝がたにかけて
実に重い雪が約20㎝降りました。

 まだまだ春は遠いですが、
黒岳七合目で現在の積雪が450㎝、先日の雨の影響で
やや減りましたが、昨年比約30㎝多い状況です。
 
写真:層雲峡峡谷 3/16