センターだよりが発刊されました

センターだより3月第90号が発刊されました。
今回の表紙は「樹液シロップをペロペロ・エゾリス」です。

 イタヤカエデの樹液を舌を出しながらペロペロ。
野鳥たちも集まってきて、競い合いながら木々からの恩恵を受けていました。

 その他に、エゾモモンガの痕跡・怪我をしたキタキツネ・
可愛い仕草のシマエナガ等で構成されています。

 また、今年の降雪量は?と題し昨年との比較を掲載しています。
今年の降雪量は大変少ないものになっていました。
黒岳七合目でも3月20日現在320㎝、昨年同日で485㎝、
なんと165㎝も少ない量となっています。

センターHPのトップ画面から閲覧できますので、
是非ご一読下さいませ。
このセンターだよりは、トップ画面のブログに次いで閲覧数が多いものになっています。
大変好評をいただいておりますが、さらに充実した内容を目指し努力してまいります。
いつもご覧いただきまして、大変ありがとうございます。

写真:センターだより表紙 3/25

エゾリス

雪どけが進んでいます

 ここ数日は暖かい日が続き、周りの雪も
随分と少なくなってきました。

 写真のエゾリスも、日中でも活動する日が
多くなってきました。

 そろそろ、夏鳥もやってきます。
暖かい日にはフィールドにでて、春の空気を吸う時間もいいですね。

センターだより第90号が間もなく発刊されます。
表紙は、樹液シロップをペロペロと舌を出しながら舐めているエゾリスです。
乞うご期待!

写真:エゾリス 3/20

お知らせ

*重要情報*

大雪山国立公園 トムラウシ山
  ヒサゴ沼避難小屋改修工事(老朽化) 

工事期間中は避難小屋(トイレ含む)と野営指定地の「ヒサゴ沼」が利用できません。
詳細は十勝振興局のHPをご覧ください。

お知らせ

大雪山噴火警戒レベル運用~火山災害から身を守るために

大雪山系の火山災害に備えて、噴火警戒レベル運用が3月18日14時より開始されます。
 
 噴火警報レベルとは、噴火時などに危険な範囲や必要な防災対応を、
レベル1~5の5段階に区分したものです。

 大雪山系の火山活動については特段の変化はなく、噴火の兆候は認められませんが、
火山災害から身も守るために、5段階で区分し噴火警報等でお伝えするものです。

雪が少ないです

 昨日は久しぶりにまとまった雪が降りました。
層雲峡で12㎝、上川町で22㎝(気象庁発表)です。

 但し、今年に限っては雪が少ない状況が続いています。
山岳地帯はまだ積雪が増える可能性がありますが、山麓では小雪の年となりそうです。

 11月~2月までの累計で降雪量596㎝、昨年は691㎝(気象庁発表)
約1mも少ない降雪となっています。

 また、黒岳七合目で積雪310㎝、昨年同日で470㎝、
こちらは単純比較で160㎝少ない状況です。
まだまだ増えると思われますが、現在の状況は山麓と同様の小雪となっています。

さて、今年の大雪山の雪の状況はどうなるでしょうか・・・。

写真:大雪山連峰一部 国道39号線より