黒岳のお花たち

 黒岳八合目周辺の雪渓もとけ、
全ヶ所消雪となりました。
(七合目周辺は先日の強い雨で、ややぬかるんでいます)

 お花も八合目上部から花数や種類も増え、特に九合目周辺から
頂上にかけては、一面「ウコンウツギ」が群落を形成しています。
「チシマノキンバイソウ」も範囲を拡げ、見頃の状態です。

 頂上からポン黒岳周辺では群落状態となる「イワブクロ」「エゾツツジ」も開花してきていますが、
見頃になるまではもう少し時間がかかりそうです。(チシマツガザクラも開花しはじめてきました)

 また「雲ノ平」周辺では、先日の多めの降雨と本日等の「快晴」「気温の上昇」等のお天気の影響で、
「チングルマ」等が群落を形成し見頃の状態となっています。

 まだまだ新たに開花するお花もありますが、黒岳北東斜面~雲ノ平周辺のお花は
見頃の状態に入りました。(お天気によっては状況が変わりますので、その時々のお花を楽しんで下さい)

*赤石川は先日の大雨の影響もさほどなく、やや流れは早いものの徒渉可能です。
*北鎮岳分岐下雪渓は相変わらず起伏のある雪渓です。特に、下りでの使用や視界不良時は注意が必要です。

写真:頂上周辺のウコンウツギ・雲ノ平周辺のチングルマ 7/22
  • 見頃です。

センター講座が行われました

センター講座「浮島湿原」観察会が行われました。

 浮島インター出入り口の国道沿いでは、溶結凝灰岩露頭を観察しながら
湿原の基盤となる笹山火山の火砕流について、

 浮島湿原では、約70にもなる池塘の成因や特徴について
湿原中間地点では、浮島の種類(固定浮島・固定化浮島)や
周辺に自生する湿性植物の遷移について観察を行いました。

*次回は8/18、場所は追ってお知らせいたします。

写真:トキソウ・ヒツジグサ 7/21

赤岳コマクサ平

コマクサ平

 赤岳「コマクサ平」見頃の状態が続いています。
お天気次第ですが、この状態はもうしばらく続きそうです。

 各所まだまだ雪渓があります。
装備を万全に十分注意されて登頂して下さい。

 周辺(赤岳・小泉岳方面)では、タカネオミナエシ・イワブクロ・キバナシオガマ・タカネスミレ等も良い状態を保っていますが、
ホソバウルップソウはまだしっかりとした株もありますが、全体的には萎れかけが目立ってきました。

写真:コマクサ平 7/19

黒岳北東斜面

黒岳情報

 黒岳の雪渓は1ヶ所のみとなりました。
8合目標柱を過ぎてから約2mの雪渓です。(転倒に要注意です)

 お花は、九合目周辺から「チシマノキンバイソウ」「ウコンウツギ」が
群落を形成してきており、いよいよ「花の黒岳」に近付いてきました。

 頂上からポン黒岳間は「エゾツツジ」「イワブクロ」も開花しはじめており
先に開花している「タカネオミナエシ」「コマクサ」等とあわせ、あと数日でこちらも賑やかになりそうな様相です。

 石室から雲ノ平周辺では「キバナシャクナゲ」「チングルマ」「エゾツガザクラ」
「ミヤマキンバイ」「エゾコザクラ」等が開花していますが、
小群落を形成していたり、蕾の状態であったり、やや萎れかけがあったりと「様々な状況」ですが
今後のお天気に期待したいところです。

 特に「雲ノ平周辺」では、群落状態とはなっているものの、
先日の「霜」の影響もあり、やや「まばらな開花」状態の場所もあります。

*赤石川は水量少なく流れも緩やかです。前日・当日等のお天気次第では状況が変わります。
*北鎮岳分岐下雪渓は相変わらず起伏のある雪渓です。特に下りでの使用は十分注意されて下さい。

写真:九合目周辺のウコンウツギ 雲ノ平周辺のチングルマ等 7/17
  • 開花中です。

エゾナキウサギ

 黒岳石室周辺の「ポン黒岳」で、
ナキウサギが採食していました。

 時には写真のように高山植物なども食します。
この日は「イワヒゲ」や「メアカンキンバイ」なども・・・。
(写真下)

 基本「草食」であり、さまざまな植物を採食しますが
写真のように「地衣類」等も食べます。
(写真上)

 ナキウサギ目当てに道内外より黒岳に登られていますが、
登山の休憩時や、また黒岳石室に宿泊してナキウサギ観察もおすすめです。

写真:エゾナキウサギ 7/11