三笠新道

お知らせ

ヒグマの動きが活発になってきましたので、
「三笠新道」は通行止めとなります。

取り急ぎお知らせいたします。

18.07.09

お知らせ

お知らせ

大雨の影響で通行止めになっていました高原温泉・赤岳銀泉台は、
本日開通いたしました。
(愛山渓につきましては、引き続き通行止めとなります)

赤岳銀泉台のバスは、本日午後便より運行です。

取り急ぎお知らせいたします。

18.07.09

注意喚起

大雨後の登山道状況など

 降り続いた大雨で各地で大きな被害が出ていますが、大雪山も例外ではなく、アクセス可能な登山口が限られています。
刻々と状況が変わりますので、最新の情報を確認してから入山するようにお願いいたします。

 大雪山の銀座通りともいわれる旭岳と黒岳を結ぶ登山道のようすを昨日見に行ってきました。
間宮岳から中岳分岐に向かう登山道上にある石垣状の擁壁(通称「間宮城」)の一部が崩れ、
大きな石が下部に散乱していますので、足元に注意しながら歩いてください。
雲ノ平でも登山道が侵食され、土砂が植物帯に流れ込んでいる場所がありますが、歩行に支障はありません。

 昨日気になったのは、北鎮岳肩の雪渓上をサンダルで下っている外国人登山者を見かけたことです。
アウトドアブランドの製品なので、普通のサンダルとは違うとは思いますが、やはり危険です。
声をかけたところ、助けは必要ないというので、下りてようすを見ていましたが、
通常の3倍くらいの時間をかけてようやく下降していました。

 7日にもアップしましたが、北鎮岳肩の雪渓は、今季は傾斜がひかくてき緩く、例年よりは登り降りしやすいですが、
早朝は雪面が硬くなり、場合によってはアイゼンが必要な状況になります。
また、例年のように、マウンド状に盛り上がって下部が急傾斜になった場合は、滑落の可能もあります。

しっかりした装備で登山することをお願いいたします。

写真:中岳分岐上 北鎮雪渓 7/8
  • 装備を万全に安全な山行をお願いします。

  • 滑落には十分注意してください。

北鎮岳分岐下雪渓

 北鎮岳分岐下雪渓は約150mの雪渓です。例年の起伏のある雪渓と違い、やや盛り上がりが無くなっています。
早朝等は雪面が凍り付く場合もあります。特に下りで使用の場合は注意が必要です。

 気象の影響で雲ノ平周辺は「キバナシャクナゲ」「チングルマ」がパラパラ開花中です。
今後の気象状況を注視することとなります。

写真:北鎮岳分岐下雪渓(分岐側から)・雲ノ平周辺 7/7
  • 滑落には十分注意してください。

  • 局所的に咲いています。

黒岳北東斜面

黒岳情報

 雪どけが進んでいますが、登り始めから7m、七合目標柱後25m(ほぼ直登)・3m、
八合目標柱後5m・5mの雪渓です。(この先は、九合目周辺・頂上直下周辺に雪渓はありますが、
登山道上は消雪しています)

 特に、七合目標柱後の25mの雪渓はまだまだ滑落の危険があります。
本日もここから下山ができず、助けを求めています。

 他の区間は滑落の心配は軽減されていますが、「踏み抜き」「泥状態」「川状態」と
非常に歩きずらいです。装備の充実は欠かせません。

 尚、お花の状況は、九合目周辺の「ミヤマキンポウゲ」「チシマノキンバイソウ」が
範囲を拡げてきましたが、頂上から先については「やや萎れ気味」「開花中」「未開花」と
今後のお天気に期待するところとなりますが、気象の影響を受けているようです。

 二枚目の赤石川につきましては、本日現在水量少なく流れも穏やかでした。
赤丸に階段を作ってありますが、わかりずらいため本日マーキングをしてあります。
また写真には写っていませんが、川に向かって左側の雪渓は歩行されないで下さい。
間もなく雪が落ちます。(本日ロープを張っています)

 本日は気温も上がらず(早朝七合目で5℃~8℃)、頂上周辺は防寒対策が必要でしたが、
この時期はしっかりとした装備でお出かけください。

写真:七合目周辺・赤石川 7/7
  • 滑落には十分注意してください。

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