お知らせ

*重要情報*

大雪山国立公園 トムラウシ山
  ヒサゴ沼避難小屋改修工事(老朽化) 

工事期間中は避難小屋(トイレ含む)と野営指定地の「ヒサゴ沼」が利用できません。
詳細は十勝振興局のHPをご覧ください。

お知らせ

大雪山噴火警戒レベル運用~火山災害から身を守るために

大雪山系の火山災害に備えて、噴火警戒レベル運用が3月18日14時より開始されます。
 
 噴火警報レベルとは、噴火時などに危険な範囲や必要な防災対応を、
レベル1~5の5段階に区分したものです。

 大雪山系の火山活動については特段の変化はなく、噴火の兆候は認められませんが、
火山災害から身も守るために、5段階で区分し噴火警報等でお伝えするものです。

雪が少ないです

 昨日は久しぶりにまとまった雪が降りました。
層雲峡で12㎝、上川町で22㎝(気象庁発表)です。

 但し、今年に限っては雪が少ない状況が続いています。
山岳地帯はまだ積雪が増える可能性がありますが、山麓では小雪の年となりそうです。

 11月~2月までの累計で降雪量596㎝、昨年は691㎝(気象庁発表)
約1mも少ない降雪となっています。

 また、黒岳七合目で積雪310㎝、昨年同日で470㎝、
こちらは単純比較で160㎝少ない状況です。
まだまだ増えると思われますが、現在の状況は山麓と同様の小雪となっています。

さて、今年の大雪山の雪の状況はどうなるでしょうか・・・。

写真:大雪山連峰一部 国道39号線より

雪どけが進んでいます

 早朝等はマイナス気温の二桁になることもありますが、
日中はプラス気温の日が多くなってきました。

 少しずつ春に向かっているようですが、
まだまだ油断はできませんね。

 そのような中、エゾリスが繁殖期を迎えたようです。
雌雄にて「追いかけっこ」をしている仕草は、春を感じますね。

 まだ寒い日もありますが、気温が上がってきた日などは
野外に出て軽く散策をしてみてはいかがでしょうか。

写真のようにキタキツネなどに出会えるチャンスも拡がってきました。

写真:エゾリス キタキツネ 2/26
  • エゾリス

  • キタキツネ

センター講座が行われました

層雲峡ビジターセンター冬季観察会

 今シーズンの冬季観察会「氷の世界へ」は本日をもって終了となりました。
参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

 おかげさまをもちまして、今季も一人のケガもなく無事シーズンを終えることができ、
スタッフ一同喜んでおります。

 今季はプログラムサイトとして銀河ノ滝とニセイチャロマップの氷柱群を予定しておりましたが、
昨年末の小雪と高温傾向により、銀河ノ滝は氷瀑の氷結時期が遅れ、
ニセイチャロマップでは氷柱がまったく成長しないという事態になってしまいました。
幸い、銀河ノ滝は年を越えてから順調に氷瀑が厚みを増し、すこし時期が遅れたものの、
プログラムを実施することができました。
一方、ニセイチャロマップはその後も氷柱の形成はなく、今現在も氷柱がまったく見られないという有様です。
 
自然相手のプログラムなので、毎年天候不順には翻弄されておりますが、来季こそ冬らしい冬であってほしいと願っています。


写真 ニセイチャロマップ 2/22 銀河ノ滝 2/23