やはり残滓(ざんし)がありました

ここ数日天然記念物の「オオワシ」「オジロワシ」が飛来していますが、先日は偶然にもと思っていましたが、あまりにも頻繁に姿を目撃するため、少し近づいてみました。

カラスも飛び交っていませんでしたので、エゾシカの残滓に群がっている様子もありませんでしたが、よく観察してみると・・・

ありました!
しかも、二頭も・・・。

周りには数羽のカラスのみでしたが、この残滓、やや窪んだ雪の奥にあり、よく見ないとわからないほどです。

川向こうのため、近づくことはできませんが、それでもこちらの動きを察知すると、雪の奥からけたたましい数のカラスが出てきました。

オオワシ、オジロワシも合わせて10羽以上。
それはそれは、とても勇壮な光景でした。

写真は3羽の「オオワシ」です。

写真:オオワシ 層雲峡 2/7

何か良いことが・・・

本日早朝、峡谷上に「彩雲」が現れました。
実に濃い色合いでした。

この彩雲、太陽の近くを通りかかった雲が、緑や赤に彩られる現象で、光が雲に含まれる水滴で回折して生ずる現象です。

彩雲が出るとおめでたい「しるし」の一つ、何か良いことがあると昔から言われていますが、最近は毎日のように彩雲が現れているのですが、何にも良いことがないのですが・・・。

あっ・・・。
森の中を散策中に「イイズナ」に出会いました。
あまりにも「すばしこく」、写真にはおさまりませんでしたが、滅多に見ることが出来ない「イイズナ」、また、昨日は姿こそ見れませんでしたが「クマゲラ」の鳴声がセンター付近で聞かれました。見れたことや聞かれたことはきっと良いことなのでしょう。

*センターだより第54号の表紙がイイズナ
*センターだより第58号の表紙がクマゲラです

写真:彩雲 層雲峡 2/7

寒い一日です

早朝は快晴の層雲峡でしたが、現在はあっという間に吹雪となってしまいました。

気温も低く、早朝センター前の最低気温は-22℃、今冬最低気温の更新となりました。また、上川町でも-25℃とこちらも極寒の日となっています。

樹木も見るからに「しばれた」光景です。
石狩川沿いでは、川霧(水温が気温より高い場合に生ずる蒸気霧)が発生し、体感も相当寒いですが、こちらも見るからに「しばれた」光景です。

写真:しばれた朝の一こま 2/5

久しぶりに・・・

ひさ~しぶりに穏やかな層雲峡です。
冷え込みは厳しいですが、ようやく晴れてくれました。

本日は、これも久しぶりですが、石狩川沿いを歩いてみました。

歩くこと30分、上空から「バサバサバサ」とけたたましい羽音、何と至近距離に天然記念物の「オジロワシ」と「オオワシ」が飛来しました。

追いかけをしていると思いましたが、写真中央、何やら「ひそひそ話」でもしているかのようです。

しばらくして、オオワシは飛び立っていきましたが、こんなに近い距離で見るのは初めてです。

う~ん・・・
やっぱり「かっこいい」オオワシとオジロワシでした。

これまでは、昨年と打って変わり、積雪がやや少ない傾向にありますが、そのような影響からか、エゾシカの残滓も見当たりませんが、こちらも久しぶりの両鳥揃っての登場でした。

写真:オオワシ(写真下)、オジロワシ 2/4