イカル

野鳥紹介「イカル」です。夏鳥で、スズメより大きく、以前紹介した「ヒヨドリ」よりやや小さめです。写真ではわかりづらいですが、くちばしは黄色く「シメ」のように太いです。(シメも以前紹介しましたので、参考にして下さい)「ヒヨドリ」同様に波形を描いて飛び、翼の白がとても目立ちます。鳴き声は「コーキーコーキー」と高く澄んだ声です。突然奇妙な鳴き声を発するため、特に目立ちます。オスとメスは共に行動し、ヒナへの給餌もそろって行います。野鳥の中でも、特に仲良しな鳥です。

写真:イカル 上川町 1/24

ウソ

野鳥紹介「ウソ」です。留鳥ですが、夏は山林で繁殖するためあまり見かけません。全体的にふっくらとした体形で、スズメよりも大きいです。体は青灰色で、この鳥の特徴は喉元が目も覚めるような薔薇色になっているところです。鳴き声が甲高く、口笛でも吹いているかのような「フィッフィッ」という声です。この声を聞くと「あ~今年もまた来たか」と嬉しくなります。何とも鳥らしくない名前ですが、口笛を吹くことを九州の方言で「うそぶく」というそうですが、これが名前の由来です。

写真:ウソ 上川町 1/24

ツルウメモドキ

森の中を散策していると、オレンジのような赤のような雪原にひときは映える植物がありました。近寄ってみるとそれは「ツルウメモドキ」でした。落葉性のツル植物で、花は5月頃に開花し黄緑色で花弁は5個、果実は秋に淡黄色に熟し、3つに烈開し赤い仮種皮に覆われた種子が現れます。葉の形や枝がウメに似ていることから、この名がつきました。リース用に使われたり、種子は鳥達にも食されるため、写真のような鈴なり状態では中々見る機会が減ってしまっているようです。

写真:ツルウメモドキ 上川町 1/20

フロストフラワー

寒い冬に咲く花、霜の花です。別名「フロストフラワー」・・・。氷の結晶・・・。見た目は小さいですが、神秘的な現象です。

写真:紅葉谷にて 1/20

滝の飛沫(しぶき)

紅葉谷へスノーシュー散策に出かけました。やはり、場所によっては積雪が少なく、特に急斜面では若干歩きづらくなっていました。看板類もまだ雪に隠れず、その少なさがわかります。全体を見渡すと、この風景は12月か?と思うほどです。最終地点の「紅葉滝」はまだ水が流れていました。場所によっては滝の飛沫が凍りつき、さらにつららが重なり合って幻想的な光景です。自然が作り出した芸術品です。層雲峡では1月22日(土)から氷瀑まつりが開催されます。3月27日までのロングランまつりです。こちらも幻想的な氷の芸術品がお楽しみいただけます。

写真:紅葉谷(紅葉滝) 1/20