マネキ岩

今日の内にマネキ岩周辺、黒岳の斜面を歩きたかった。山の上の紅葉はピークを過ぎたのがハッキリわかるし、曇り空に暗く感じるけれど、まだ所々鮮やかめな葉や黄色・橙色の明るい感じのナナカマドもありヤナギの黄色がハッキリしてきたので、初めて見る方にならまだ十分に紅葉の風景と言う感じ。ウラシマツツジ・クロマメノキはかなり暗めの色になってきてちょっと赤のインパクトが強すぎるけど。
マネキ岩そばのナナカマドは葉っぱ落ち気味ですが、周りのウコンウツギはようやく全体に黄(茶)色くなってきて明るい雰囲気。谷を除きこむとダケカンバの黄色がリフト脇くらいの下のほうまで広がってキレイ。
登山道周辺、赤・紫・橙・黄・茶・黒茶・こげ茶・黄緑・肌色…いろんな葉っぱの形、枯れた葉っぱ、このにぎやかな不思議な草紅葉が大好きで待ち遠しかった。堪能した。
今なら登山をされない方も時間があればリフト片道15分、紅葉楽しめますのでオススメ。但し結構寒いので防寒を。

白雲岳より

層雲峡は雨時々くもりの一日でした。昼間少し風が吹きましたがそれほど荒れた天気という感じではなかったので明日晴れたらナナカマドの紅葉はまだイイだろうか???期待と不安の入り混じった気持ちです。
写真:9/8の白雲岳山頂より、下の銀泉台と同日です。どんよりとした曇りで雨が降りそうな持ちそうな微妙な感じ。銀泉台の景色で十分満足してしまったし、前回色づき始めの白雲山頂に行ったのは結構前だったので、もうここから見るナナカマドの葉はだいぶ散ってしまったかなぁと全然期待していなかったらこの色づき!暗いので伝わらないかもしれないけれど、この天気でこうして眺められ目で楽しむ分には十分。鮮やかさには欠けるかな?ピークは過ぎてしまっているのかもしれませんが、こんなに赤みの強いナナカマドのストライプなんて見たことないかもしれない…嬉しかった。
でもこの日は久しぶりに寒い一日。9月ならこれが当たり前なのだろうけれど、最近それほど冷えていなかったので寒さが身にしみる。白雲を下りた頃からはずっとカッパの上下を着て歩いていました。皆さんも防寒対策忘れずに、大げさ過ぎるくらいできっとちょうどイイですよ。

銀泉台

またまた銀泉台。どんよりと暗いのですが、ナナカマドの橙色・赤色が前回より濃くなっているのがわかりますか?まだ色づくような気がするのでピークとは言えないのだとは思うのですが。写真はこんなに暗いけど目の前にある風景はキレイでした~!
ソロソロ第三雪渓・第四雪渓あたりは「終わりかなぁ?」と思っていましたがまだまだ。コマクサ平から見上げる景色は暗くて色も黒っぽく沈んだように見えますが、葉っぱも思ったよりは散っていなかったし、十分に楽しめる紅葉の風景。欲を言えばもう少し明るかったらヨカッタな、でもやっぱりピークは過ぎたと思います。
第四雪渓では下から見上げるとナナカマドの葉が散り気味なのがわかるけれど、上から見下ろした所のナナカマドの群落?は前より橙色に色づいていた。
赤岳から眺める北海平、地面の色が変わったのがよぉ~くわかる。こうなるといつも大地のうねりが生き物のように見えて、山が生きていると思う。大好きな風景の一つです。
明日から少し天気が悪そう…今日で紅葉との追いかけっこ前半戦の終了です。今年は紅葉が長持ちしてくれたので助かりました。美しい景色をありがとう。

黒岳

写真:黒岳五合目展望台より。青空の下でこの景色を見たかったんです~!前回よりまた少し赤が濃くなり広がってもいると思う。何よりこの光。私にとってこの景色は今日がピークでした(明日は行かないので)。
今年は色づきが良くなってから、暑さがぶり返すとか大風に当たるとか、雪が降ってしまうと言うことが(今の所)ないので、長持ちしている気がします。もう何度も通っているマネキ岩周辺、色は変わりつつあるけれどいつもイイなぁと思う。
黒岳から石室方向のウラシマツツジはそろそろ枯れ始めも。エゾツツジの橙茶色は不思議に光ってウラシマツツジと地面を渋く彩りイワブクロなどは茶色くカサカサに立ち枯れ?ているのが結構目立つ。
北鎮岳遠望の紅葉まだイイ景色ですが、登山道脇のナナカマドはカサカサ気味・色も熟した感じになってきたように見える所もあり、こちらはピーク過ぎてきた感じかな。
山の上では9・10時頃からガスがかかり、遠望がきかなくなってしまいましたが、この黒岳を見ることが出来ただけで私には大満足の一日でした。

裾合平より

この日は大塚小塚の裾のナナカマドとチングルマの紅葉はどうかなぁと思い裾合平へ。大塚小塚の裾はややくすみめながら橙色の色づきもあるけれど裾合平方向から眺めるとまだ黄緑色のナナカマドの方が多い感じかな?葉っぱもっと落ちてるかもと思ったけれどそうでもなかった。これからまだ色づくかなぁ?
さすがにチングルマは全体にまだ半分も色づいていない感じだけれど、部分的に見れば一面に広がっているようにも見えイイ感じだし、まだ色づきが進みそうな緑橙赤の淡い不思議な色合いのグラデーションに綿毛がパラパラと広がる風景は心惹かれるものがある。
裾合平に点在するナナカマドは結構鮮やかめで当麻乗越から眺める旭岳の風景は素敵なんじゃないかなぁ~と想像しながら歩く。もう裾合分岐に近くなってから日が射したり青空が広がり始め、またまたちょっと悔しかった(笑)。紅葉は光のもとで見たいなーとしみじみ思う今年です。
写真:裾合平より大塚、奥に小塚。