福寿草

ここ数日、大雪山麓では日中の気温がプラスになる日が多く、周辺の雪解けも随分と進みました。但し、朝晩はまだまだ氷点下と厳しい冷え込みです。(本日早朝センター前温度計で-9℃)花々の開花にはもう少し時間がかかりますが、そんな中、層雲峡から20キロ程離れた上川公園で、福寿草が開花しています。(昨年とほぼ同時期に開花です)そろそろ春の気配ですが、野鳥のホオジロやヒバリの姿も見られるようになってきました。

写真:福寿草 上川町 4/9(開花確認4/6)

キジバト

夏鳥で、「ドバト」と同程度の大きさです。翼にウロコ状の模様がありますが、キジ(雌)に似ているところからこの名がつきました。鳴き声は「デデッポーポー」を繰り返します。繁殖期は3月から11月までと非常に長く、この間に6回から8回も繁殖するものもあるうようです。いつも2羽で見られることが多く、仲良しハトと思われがちですが、何と1回の繁殖ごとにつがいの相手が変わることもあるそうです。

写真:キジバト 上川町 4/10

ベニヒワ

冬鳥で、スズメよりやや小さいです、頭部には鮮やかな赤い模様があるのが特徴です。(雄はお腹も赤いです)鳴き声は「ジュジュジュジュ」、小さな群れで行動しますが、この日は「ミヤマホオジロ」と一緒でした。

写真:ベニヒワ 上川町 4/9

カシラダカ

北海道では春先の渡りの途中で立ち寄る旅鳥です。スズメよりやや小さめです。鳴き声は「チッ」、比較的探しやすい野鳥です。頭の冠羽が特徴で、名前の由来でもあります。この鳥は渡りの研究材料として使われ、約13時間の日照時間を境に渡りの気分が高まってくることと、春は気温18℃を超えるとその衝動に拍車がかかるらしいです。

写真:カシラダカ 上川町 4/9

カワラヒワ

夏鳥で、一部は越冬しています。スズメよりやや太めの体形です。全体的に褐色がかった緑色で、飛ぶときは翼付近の黄色がとてもきれいです。鳴き声は「キリリリ コロロロ」時には「チュイーン」などど甘えた声も出します。

写真:カワラヒワ 上川町 4/9