忍法!逆さま枝渡り・・・

気温も上昇し、雪質も少々「べたついた」感じで重たい雪でした。歩き疲れて休憩中、遠目に「エゾリス」発見。しばし、その様子を観察していました。枝から枝へジャンプしたり、高い木の上から猛スピードで駆け下りたり、写真のように「逆さま」になりながら「枝渡り」をしたりと、何とも飽きさせない動物です。

写真:エゾリス 2/27

全て雄でした

久しぶりに暖かい層雲峡です。現在の気温はマイナス2℃です。しかし、週末はまた「暴風雪」の予報・・・。これを繰り返して春がやってくるのでしょう。写真は「エゾシカ」の雄です。もともとは群れで行動しますし、雄だけでいることももちろんありますが、写真のような光景は久しぶりです。写真では遠目でわかりずらいですが、角をよくみると、1年目や2年目の雄も交じっており、バラバラの小さな群れでした。しかし、案の定こちらの姿を見かけると「一目散」に散っていきました。

写真:エゾシカの群れ 2/27

豪快な食べっぷりです

今に始まったことではないのですが・・・。写真は「エゾシカ」が樹皮を食い荒らした跡です。この「林業被害」、森の中に入ると年々増加してきていると感じます。その光景を見ると、何やら異様な感じさえ受けます。樹皮が幹の一周を剥がされてしまうと、その木は残念ながら枯れてしまいます・・・。見たところ、そう太くない木を狙っているようで、やはり若い木は樹皮が軟らかいということなのでしょう。何とも困ったことですが、しかし写真のような食べ方を見ると、木も「たまったものではない」と声が聞こえてきそうです。夏は我が家の大事に育てた「枝豆」も被害に遭いました。今年は何か対策を立てねば・・・。

写真:エゾシカの食害 2/22

ふたたび登場

またまた「エゾリス」の登場です。すぐ横で「オオアカゲラ」が枝を突付いていましたが、このかわいさに負けてエゾリスの写真を優先しました。胸に手を丸めて置いている仕草や、折れた木の上に落ちないように足を絡ませている仕草、どれをとってもその光景はかわいいものです。本日は、時折まったく視界のきかない「猛吹雪」。それでも元気に走り回って餌を探し続けていました。

写真:エゾリス 2/22

においのお話

久しぶりに「キタキツネ」登場です。足跡は頻繁に見ていましたが、姿を見るのは久しぶりです。今回は、そんなキツネの臭いについて・・・。いわゆるキツネ臭は、キツネの尿の臭い。尿以外にも「スミレ腺」(尾腺)からの臭いがあります。(その名の通りスミレの花のような臭いがするそうです)他にも、肉球の間に臭腺。(ちょっと甘い臭い)おしりの穴の両サイドにある肛門腺。(これは鼻がまがるくらいの臭さ・・・。犬にもあります。)また、上あごや下あごにもあります。尿や花、甘いものや臭いものまで色々な臭いを持っている「キタキツネ」でした。

写真:キタキツネ 2/21