赤岳山頂周辺の紅葉はガスがかかっており、全体を把握することはできませんでしたが、第4雪渓周辺のウラジロナナカマドは全体的に色づいてきました。特に上部のウラジロナナカマドは深みのある赤い紅葉となっており、今のところ去年のように茶枯れたような色合いにはなっていないので、何とかこのままで推移していきそうです。
写真:第4雪渓 9/7
写真:第4雪渓 9/7
赤岳・第3雪渓
第3雪渓の紅葉は、遠目から見てもずいぶんと目立つようになってきましたが、全体的にはまだ緑色の葉をしたナナカマドが多く、見頃にはもう少し時間がかかりそうです。登山道上の雪渓は、中間部に約12m、6m、5mが残っており、雪面は硬く凍っている箇所もあるので下山時は注意をしてください。
写真:第3雪渓 9/7
写真:第3雪渓 9/7
お鉢平周辺
ここは比較的色付きが良いと思われます。お鉢平の中も色付きが増してきているようです。(ガスのため全ては確認できませんでした)尚、北鎮岳分岐下の雪渓(登山道上)は「ようやく」消雪しました。(まわりにはまだたくさんの残雪がありますが・・・)*本日の黒岳登頂分の詳細は、センターホームページのトップ画面「大雪山山情報」をご覧下さい。
写真:お鉢平周辺 9/7
写真:お鉢平周辺 9/7
黒岳石室周辺
石室周辺色付きが増しています。周辺の凌雲岳の裾野部分も、さらに濃い色を出してきました。但し、この周辺のナナカマドはやや枯れかけも目立ち始めています・・・が、まだ緑葉のものや色付き途中のものなど、やや「ばらつき」があるようです。
写真:黒岳石室 9/7
写真:黒岳石室 9/7
雲の平
雲の平の様子です。こちらも色付きが増してきています。全体的にはまだこれからといった感じですが、中には既に「真っ赤」なものも出始めました。但し、石室同様にまだ緑葉のもの、色付き途中のもの、ここも「ばらつき」があるようです。
写真:雲の平 9/7
写真:雲の平 9/7
