オドロキ!

高根ガ原にて ウスバキチョウのメス
ウラシマツツジが赤く色づき始めているのがわかるでしょうか?8月に入ってからウスバキチョウの目撃情報がチラチラ寄せられてはいましたが「季節を間違ってしまったんだ、あ~ぁ(子孫を残せない)」としか思っていませんでした。
が、この日は別個体で5頭を確認。延べで10数頭目撃!とのこと。これなら生殖活動も可能なのかも。
今年は春が早かった(5・6月がかなり好天で暑かった)ため、幼虫の成長も早かったそうです。きっと平年より成熟?していたのでしょうか、7月20日前後頃の低温(山の上では所によって霜・薄氷も張っていた)と、この数日の暖かさで、冬を越して春が来たと勘違いしたらしい…こんなことはかなり珍しいそうです。
でもやっぱり正しい?サイクルでなかったためか、ウスバキチョウ独特の羽根の黄色や赤の斑紋は発生したばかりの蝶なのに薄かったとか。この蝶が産んだ卵は来春ちゃんと幼虫として成長できるかな?ガンバッテ!!
(写真提供:渡辺康之氏)