当麻乗越より

裾合平のチングルマをもう一度見ようかと思っていたけれど、久しぶりの青空がもったいない気がして、最後の愛山渓へは空に近い道を行くことに。陽射しはあるので、風がないと暖かく感じる時もあるけれど、弱い風でも冷たくて薄着ではいられない。今日でさえ寒いと感じるのに、一昨日(9/13)私は本降りになる前に下山していましたが、あの後遭難があったそうです。道外の方で軽装だったと新聞には掲載されていました。「北海道・大雪山では9月は秋でもあるけれど、天候次第では冬にもなってしまう厳しい季節です!」と訴え続けているつもりなのですが、届かないんだなぁ~と、残雪期や悪天時の安易な登山が招く遭難の多さに無力さを感じます。
稜線のチングルマはだいぶ茶色になりかかり、枯れかかっていましたが、遠目には赤と緑の続く道を旭岳を眺めながら歩く。
皆さん気がかり沼の平は…どの写真を選んだらわかりやすいだろう?と悩みましたが、とりあえず当麻乗越から見下ろす風景。。。ウラジロナナカマドの葉は、斜面の陰?で風当たりが弱かったらしい場所では少し残っていましたが、もうほとんど散ってしまっています。
当麻乗越から旭岳を眺めるほうで、点々とほんのわずかずつですが、くすんだ橙(茶)色がぽつぽつあるかな。