急斜面

久しぶりの雨の予報ですが層雲峡はまだ曇り空。少しまとまった雨が降ってくれれば雪解けも進むかなぁ?と思うのですが、まずは7月2日の残雪の状況のご報告です。
黒岳では、一面だった雪が木々にさえぎられ始め、雪の状態も変わってきたので雪解けが進んだ気がしてしまいますが、雪渓を歩く長さはあまり変わっていません。人の踏み跡が多くなって雪も腐ってきた感じなので、下り滑りやすく歩きにくくなってきました。所々現れる登山道(地面)は、乾いているところも増えたけれど、雪解け水が流れたり、溜まったりしている所も増えてきました。黒岳山頂下の急斜面の雪渓が薄くなって歩きにくくなってきたので、この先どんなふうになるか、下りちょっと不安。
雲ノ平では、大きく雪が残って水溜りぬかるみになっている所は一ヶ所。雪解けの早かった順にキバナシャクナゲが咲き始め、早いところではエゾノツガザクラや一部チングルマの咲いている所もありますが、全体的にはもう少しかな。
写真:7月2日、北鎮分岐下の雪渓です。まだかなり急斜面。特に下りは慣れない方や、ストックなどの支えがないと怖いかも。雪渓の際、解けて凍った部分もあるので気をつけて。