昨日、環境省実施の大雪山国立公園セイヨウオオマルハナバチ監視等説明会が東川町で行われました。主旨は「在来のハチを駆逐する外来のハチから大雪山の花畑を守るための勉強会」です。
もともと北海道には11種類のマルハナバチが生息していて、花にとっては、彼らは受粉を助けてくれる大切なパートナーです。ところが、外来種のセイヨウオオマルハナバチが北海道で野性化し、最近増え始めています。「セイヨウ」は在来種に比べ競争力が強く、さらに、受粉を手伝わずに、ちゃっかり蜜だけ盗む(「盗蜜」といます)のが上手なのです。花にとっては、盗られ損。もし大雪山の花畑に彼らがやって来たら・・・。
ということで、これまでのマルハナバチと花との関係を守るために勉強会が開催されました。もうすでに、大雪山にもいるのかもしれません。初め、この「セイヨウ」は温室トマトの受粉を助ける昆虫として使われるようになりました。これが逃げて野生化しているのです。ハチに限らず、外来種が在来種を脅かすというケースはたくさんあります。自然界は、そもそも巧みなしくみでコントロールされ、動いています。今までそれをいやというほど思い知らされているはずなのですが・・・。
咲き出した層雲峡のスプリング・エフェメラル(春の妖精)を訪れるのは誰でしょうか?
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