三国山へ

 センターの温度計がついに20℃を指すようになり、おお~っ!と感心。カツラの樹が赤く萌え始め、遠くからでも目立つようになりました。カツラやカエデなどは新緑のほんの始まりの頃はまるで紅葉するかのように赤みを帯びていますが、それは若いうちは葉緑体がまだ十分に発達していないからだそうです。層雲峡の谷間ももうしばらくすると山全体が赤く萌えるようになります。
 先日、三国山方面へ行ってきました。今はまだ登山道は出ていませんが雪が締まっていたのでつぼ足で歩くことが出来ました。三国山の名の由来は石狩、十勝、北見の3つの国を分けることによります。そして日本海、太平洋、オホーツクを分ける分水嶺があることで知られています。
 写真は三国山近くの稜線から分水嶺の尾根(左端)と三国山(その隣)を撮影したものです。天気がよければ大雪山、石狩連峰、ニペソツ山などパノラマで眺めることが出来ます。