黒岳

 登山道でないところは雪渓がとけているけれど、登山道は雪。黒岳7合目から9合目下まではちょうどそんな状態で、まだ9合目下までは、途切れながらも大半が雪渓歩きになります。60メートルくらいの急な雪渓が2ヶ所。ほかは分断されてきましたが、小さくても急な箇所が数ヶ所あります。岩と岩の間は雪渓が薄くなっているので踏み抜きにも気を使います。足元がズルズル滑って歩きにくく、昨日は下山で結構くたびれました。足元の装備はしっかりと。
 9合目から山頂までは雪渓を2ヶ所残すのみです。うちひとつはマネキ岩付近の雪渓。今まではショートカットが可能でしたが、潅木類が出てきたので登山道に沿ってルートをとります。50~60メートルの斜めトラバースがあります。
 9合目ではジンヨウキスミレの開花が進んできました。エゾノイワハタザオも淵を飾っています。それから、日に日に膨らむクロユリの蕾チェックも欠かせません。

 写真:黒岳9合目マネキ岩付近 (6/17)
     登山道の淵が見え始めてきました。
     雪渓トラバースはこの下に。