イイズナの穴?

立春が過ぎても雪は相変わらず容赦なく振り続き、少々悩みの種となっておりますが、陽が長くなってきたなあと感じる今日この頃です。特に夕方ですが、ちょっと前までは4時といえばもう薄暗くなってきたのに、最近は5時でもまだ視界が利きます。変わらないようでいても季節はゆっくりすすんでいるんだなぁ~と一筋の光が見えてくるような思いです。
 一瞬雪が止んだ隙に歩きに出かけました。道に沿うようにして、何か小動物の跳ねたような足跡がてんてんと続いていました。大きさとシャクトリムシの足運びのような特徴から、オコジョかイイズナかと思います。時々雪の穴の中に潜っては、また出てきてと繰り返しながら進んでいました。穴の大きさと農耕地という環境からイイズナ?のようです。
 イイズナはノネズミくらいの大きさで夏毛は下顎下面から胸腹部全面が白色で、そのほかは茶色になりますが、冬毛は全身真っ白になります。主として肉食で、ときには自分より大きなノウサギやカモなどを殺すこともあり、可愛い顔に似つかわずけっこうキカナイ動物なのです。

写真:イイズナの足跡と穴?(2/10)