層雲峡の散策スポット「紅葉谷」と平行して流れる「赤石川」という川がありますが、その下流域に行ってきました。赤石川の水源は、大雪山のお鉢平旧噴火口の底部(標高1910m)を源としています。全長は約10km、上流部では噴気孔から硫化水素が出ているため、酸性度が極めて強く川石は全体的に赤茶けた色をしており、日本でも最も強酸性の川のひとつといえます。今日は、その赤石川の下流域。標高1800m周辺の黒岳東斜面にある沢(九十九沢)と赤石川の合流点近くでは、写真のような大きな氷柱が出来上がっていました。
写真:合流点近くの氷柱 層雲峡 1/27
写真:合流点近くの氷柱 層雲峡 1/27