エゾモモンガの痕跡

昨年12月の後半に「エゾモモンガ」をご紹介しましたが、今回はその痕跡を少しだけアップしてみました。主に「夜行性」で、季節や天気によって変動しますが、活動の開始・終了は日没後と日の出時刻に対応しています。日没後に巣穴から出るとまず決まった場所で排泄をします。その為、巣穴の下は写真のような米粒のような糞が堆積し、特に積雪期などは目立ちます。主食は樹の芽や花・葉などなど・・・。写真のように、雪上にトドマツの葉などが大量に散乱していたら、モモンガの可能性が大です。葉軸が斜めに噛み切られていたり、葉に糸鋸のような噛み痕があるはずです。観察の際は、くれぐれも驚かせないようにそっと見守ってあげてくださいね。尚、次回1月号の「ビジターセンターだより」の表紙を飾るのは「エゾモモンガ」としました。25日頃ホームページでもアップしますので、是非ご覧下さい。

写真:モモンガ糞堆積・噛み切った葉の残葉