センター講座が行われました

12日に「大雪山麓を歩く 九十九沢源流域」、19日に「陸万・清川 春のバードウォッチング」が行われました。九十九沢は全長約2kmで、黒岳七合目の標高1600mが源流域となっており、今回はその場所に至るまで、ナキウサギの生息地等を歩きながら、黒岳周辺の生物多様性について学ぶ講座でした。この源流域付近から見る黒岳は、この時期ならではの、冬期間のみしか行くことができない、そして、普段見られない角度での黒岳を真正面に見ることができるスポットです。また、野鳥観察では「コルリ」や「オオルリ」「アカハラ」や「ミソサザイ」など多くの野鳥の観察が行われました。この講座は「鳥類標識員」の方が同行し、普段の観察方法とは違った視点での講座となります。興味のある方は来年是非ご参加下さい。

写真:黒岳七合目付近のエゾユキウサギの食痕 5/12