黒岳北東斜面

 黒岳北東斜面は、前回(7/24)のチシマノキンバイソウから変わって、
ミヤマアキノキリンソウ・ダイセツトリカブト・チシマアザミ等に移り変わってきました。

 チシマノキンバイソウもまだまだ群落状態ですが、やや花数も少なくなってきました。
頂上直下からは、エゾツツジやイワブクロが前回よりも範囲を拡げており、見頃の状態を保っています。

 また、ポン黒岳周辺から雲ノ平では、チシマツガザクラが広範囲に拡がり、コマクサとともに見頃となっています。
花の種類のみで見ると、現在が一番多く咲いている状況です。

 また、赤石川方面は雪どけ部からチングルマやエゾツガザクラ、エゾコザクラやミヤマキンバイ等が開花していますが、
前回も投稿しましたが、雲ノ平のチングルマの群生は、やはり天候状況によって今年はやや弱い感じで終わりそうな様相です。

 尚、赤石川は水量も落ち着いており渡渉可能、北鎮岳分岐下の雪渓は消雪しました。
登山道は、昨日の雨の影響でやや悪路となっていました。装備を万全に安全な山行をお願いします。

写真:黒岳頂上直下のミヤマアキノキリンソウと雲ノ平周辺のチシマツガザクラ 7/29
  • ミヤマアキノキリンソウ : 見頃です。

  • チシマツガザクラ : 見頃です。