バクダンきのこ

バクダンきのこ・・・。昔、そう呼びませんでしたか?林の中を散策中に見つけましたが、子供の頃はこれを見つけるとよく「踏んづけて」いました。そうです、中から黄色っぽい煙が出てきてこれがおもしろくて・・・。正式名称は「ホコリタケ」。ほとんど全世界にあるようですが、国内でも公園や山など普通に見られます・・・が、最近はあまり見ることが少なくなってきた気がします。煙が出るなど何ともおもしろい「きのこ」ですが、なんと若い(白い)ものは、食用できるようです。「辛しあえ」「酢の物」「バター焼き」等々。しかし、あくまでも若いものだけのようです。少しでも変色したものは異臭が激しく、食用は無理です。(写真のホコリタケは残念ながら無理です)でも、あまり食べる気にはなりませんね。また、このきのこ薬用としても用いられているようです。ちなみに、喉の痛みや咳などに薬効があるようです。

写真:霜がかかったホコリタケ 11/11

樹氷

久しぶりに晴れ間が見えた層雲峡です。峡谷の上部では「樹氷」が見られました。温泉街から大函付近まで、約10kmの広範囲にわたった樹氷でした。

写真:峡谷上部の樹氷 11/10

コウライテンナンショウ(果実

林の中で「コウライテンナンショウ」の果実を見つけました。鮮やかな赤のため、薄暗い林内でもはっきりとわかります。コウライテンナンショウ(高麗天南星)は、サトイモ科で茎の高さが約50cmになる多年草で、ときには大群落を作って生育します。最大の特徴は「茎」。まだら模様で「蛇のウロコ」に似ています。果実は写真の通り、トウモロコシのような形状で、種子の散布は鳥類に摂食されるか、その場に倒れることによって行われます。あまりにも「重そう」なので、鳥達に手伝ってもらわなくても確実に倒れて散布できそうです。

写真:コウライテンナンショウ果実 上川公園 11/6

早起きは三文以上の徳でした

先日もアップしましたが、本日は早起きをして「エゾモモンガ」のその後を確認してきました。「アオダイショウ」の餌食となってしまいましたが、別のモモンガが入っていないかの確認でした。ヘビは冬には冬眠しますが、さすがにこの寒さ、そろそろその動きも鈍くなってくるころです。(しかし、このヘビとモモンガの闘いは毎年繰り返されることなのですが・・・。)と思いつつ樹洞を眺めていると、カサカサと何やらモモンガらしきものが・・・。あ~良かったです。別のモモンガがまだいました。驚かしたくないため、樹洞内の写真一枚のみで帰ってきました。モモンガは夜行性ですが、活動的になるのは「日没時」と「日の出時」の2回です。まだまだ「ヒグマ」もウロウロしていますので、今回は周りが見えやすい朝を選びました。(ヒグマも朝は早いのですが・・・)

写真:樹洞内にいるエゾモモンガ 11/6

またまたエゾリス登場

冬を前にして、エゾリスの動きも活発です。写真一枚目は、国道を走行中に前方を横切りました。車を止めて探していると、隠れているつもり?なのでしょうか、すぐに見~つっけた!それにしても随分と「赤茶色の手」・・・。写真二枚目は、上川町の公園です。口に何かを咥えたまま、ビクともしません。よく見ると、キノコのようです。厳しい冬を乗り切るため、エゾリス達も必死です。

写真:エゾリス 11/6