エゾライチョウ

 日本では北海道にのみ分布し、
主に低山の森林から亜高山帯にかけて生息しています。

 今年は大雪山系黒岳周辺や、低山の林道で
数多くのエゾライチョウを見ました。

 どの野鳥にも共通しますが、気温が低くなると
体の保温のため羽毛を膨らませます。

 写真のエゾライチョウもやや「ずんぐり型」、
ちょっと太めのエゾライチョウですね。

写真:エゾライチョウ 11/17

キタキツネ

 久しぶりにキタキツネに出会いました。
いつもは病気(疥癬病)のキツネばかりでしたが・・・。

 そろそろ夏毛から冬毛に換毛してきたようです。
トレードマークのフサフサの「しっぽ」もいい感じです。

今夕から来週にかけては雪マークがちらほらと・・・。

 エゾリスが巣材を集めだしたり、エゾシカは繁殖期が終わり
冬毛へと換毛したり、シマリスの姿を見かけなくなったり(冬眠)等々
動物たちもそろそろ冬への準備のようです。

*温泉街も夜半から若干雪が降ったようです
層雲峡に近付くにつれ、道路はブラックアイスバーンになっています
十分注意されて下さい

写真:キタキツネ 11/12

大雪山連峰

黒岳五合目展望台からの大雪山連峰(一部)です。

 すっかり雪が被り、冬山の大雪山です。
来週にかけては平地でも雪マークが出始めました。

いよいよ冬本番に突入でしょうか?

 何度か注意喚起をさせていただいておりますが、
この時期の登山は軽装ではできません。

 標高の高い場所は完全な「冬山」です。
夏山感覚での入山は相当なリスクがありますので、十分な注意が必要です。

写真:黒岳・桂月岳・凌雲岳・上川岳(左から) 11/6 

エゾシマリス

シマリス

 11月に入り、朝晩を除く日中は比較的暖かく
降雪もないことから、シマリスもまだまだ元気に餌を探しています。

 本来であれば、この地域は既に冬眠時期となりますが、
気象の影響で随分と貯食するシマリスを見ます。

 反動で、今後の大雪や融雪時期が遅れることが
ないように願いたいですね。

写真:エゾシマリス 11/6

シマエナガ

シマエナガ

 スズメとほぼ同程度の大きさ、
シマエナガです。

 ようやく低地に降りてきました。
群れをなして「ジュリジュリ」と鳴きながら餌を求めています。

 年を追うごとに人気が出ているシマエナガ、
紅葉も終わり葉もかなり落ちてきたことから、
随分と探しやすくなってきています。

 朝晩は寒くなってきていますが、
この時期特有の野鳥に出会えます。

 フィールドに出て、
バードウオッチングはいかがですか?

シマエナガ、可愛いですよ。

写真:シマエナガ 11/4