三笠新道 閉鎖

6月下旬にも前足の足跡の大きさが15㎝ほどの個体が、ヒグマ情報センターのセンター員に確認されていましたが、7/2に親子熊、7/3に単独と思われる熊の足跡が確認されましたので、本日7月3日三笠新道は今シーズン通行禁止となりました。
熊との接触事故を避け、また熊の生活圏を脅かさない為にも、通行止めにご協力下さい。よろしくお願いします。
写真:6月29日 高根ガ原

高根ガ原

高根ガ原分岐付近のホソバウルップソウです。霜のせいなのか、もうそんな時期なのか、下のほうの花から少しずつ茶色く枯れ始めていましたが、まだキレイ。いつもより小さい株に見えるのは成長時期に寒かったせいなのでしょうか???
小泉岳周辺のホソバウルップソウは(6/28)、1つ2つ咲いているものもありましたが、全体にまだ小さい蕾で、寒さのせいで成長が遅れていると言う感じでした。が、ここ3日ほど晴れが続いているので今週末は見頃かな?

赤石川

赤石川だいぶ雪渓が割れてきて、蛇カゴも姿を現し始めました。今日はまだ雪渓の上を渡っても何ともありませんが、雪がもっと薄くなると踏みぬきそうで怖いかも。もっとたって蛇カゴを渡ることになるまでご注意下さい。
山の上では風が冷たく、日差しがあっても寒い日が続いているので、開花は進んだ気がしない、足踏み状態という感じです。が、風当たりが弱めで日差しをしっかり浴びている、黒岳七合から山頂まで(特に八合目から上)は葉も大きく育ち、3日前とはだいぶ雰囲気が変わっていた。
山頂下や、9合目付近、遠目のところもあるけれどハクサンイチゲが見頃になってきた。チシマノキンバイソウはまだほとんど緑色の蕾だけれど黄色を帯びているものもあり、グングン目立ってきそうです。
雪渓も何箇所か残りますが、だいぶ小さくなっていました。ただ急な場所や固い雪もあるので下りはまだまだ要注意。道もドロドロで滑りやすいです。

ウスバキチョウ

お鉢平一周
久しぶりに晴れました。気温も低く天気の悪い日が続いていたので10日前に比べても、植物もあまり成長した感じがしませんでした。
24日の雪と25日の霜で、すっかりしおれてしまった花も。特にキバナシャクナゲはぐったりしてしまい、明日になったら茶色に枯れてしまうのかな?という感じ。北海沢ではジムカデやエゾコザクラなどもしおれていました。イワウメは花びらが茶色になっているものや花が落ちてしまっているものもありましたが、全滅と言うわけではなかったです。
蕾にも影響はあるでしょうが、もう咲かないわけではないだろうから、ひと休みして、これから咲いてくる花達を待っているような感じです。全体に霜にあたってちょっと精彩を欠いた雰囲気でした。
でも、久しぶりの日差しに喜んでいるだろう蝶をたくさん?見ることが出来ました。もうずいぶんボロボロに色あせてる個体も多かったですが。写真:ウスバキチョウの交尾

進歩?

昨年は巣立った後のクマゲラの巣穴を載せましたが、今回はその姿を見ることが出来ました! 少し前に見たときは餌を貰うヒナのクチバシしか見ることは出来ませんでしたが、今回は少し顔も出していました。
もうほとんどのヒナは巣立ちを終えた季節だそうですが、この親子もソロソロのようです。親がしきりに外へ誘うように声をかけて(鳴いて)いました。