またまた浮島湿原

久しぶりにまとまった雨。せっかくの休日に山を楽しみにしていた方には申し訳ないけれど、山にも下界にも多分恵みの雨。植物も少しホッとしているのではないでしょうか?
またまた浮島湿原に行ってしまいました。低温のせいか一週間たったのにタチギボウシの花はまだ半分も咲いていないくらい、でも遠くに薄い紫色が広がりつつあるイイ風景。
今年は一本一本に付く蕾の数が多いみたい。たくさんの蕾をつけたタチギボウシが湿原の奥の方まで広がっているのが、なんだかラベンダーの花のように見えて面白かった。来週こそ満開のタチギボウシに出会えるかな?
この雨でもちろんモウセンゴケの花はなし、まだ花咲くのかな?ヒツジグサも蕾んでます。ウメバチソウ咲き始め。トキソウぽつりぽつり残り花あり。ホソバノキソチドリ。ミカヅキグサ。

予定変更

「シーズンに一度はトムラウシへ」の目標を達成したくて時間に余裕のある今週こそ!と思い赤岳から白雲岳避難小屋へ。前回(7/26)より第一花園・第二花園周辺では花が増えた感じ。第三雪渓・第四雪渓アオノツガザクラやや群落。
コマクサ平のコマクサはもう全体には下り坂だけれど、花が無いというわけではありません。「下り坂です」と言うと「じゃぁもうダメかな」とお客さんに言われる事が多いけれど「ダメ」って何でしょう?と聞きたくなる。たった一つの残り花に喜びの歓声を上げて歩いている人もいれば、行く前からダメと決めつけてしまう人もいる。まずは行って自分の目で見て自分で感じて下さい。
白雲小屋に着く頃に雨。行ったり来たりしていた雨マークが結局は明後日(8/3)に。「雨の中無理してトムラウシまで行くのもなぁ~」スミマセン早々に下山してきてしまいました。あー軟弱者です、今年トムラウシ山までたどり着けるだろうか???
写真:小屋周辺のチシマギキョウ・エゾタカネツメクサ(どちらも全体には下り坂)

オオイチモンジ

当ビジターセンターの裏のドロノキから発生?したと思われる「オオイチモンジ」がセンターの地面に落ちて?いました。
羽化したてでまだ飛べないのかと思い、チャンスとばかりに写真撮影会に!!撮影にも飽きた頃もう一度よーく観察したら、羽根は一部破れ、片方の付け根の所に深い傷がついている。発生時からそうだったのか、羽化後になったものなのかよくわからないけれど、まともに飛ぶことが出来ないらしい。厳しい生き物の世界です。
じーっと見ていていつまででも飽きない、気持ちが吸い込まれそうな美しい蝶でした。

黒岳・雲ノ平

気温の低い日が続いているので少し厚着をして黒岳へ今日はお鉢平一周。上川町方面、白くもこもこした厚めの雲海。山は青空・水色の空。
黒岳の登りはさすがに汗ダラダラでしたが、稜線日差しはあるので厚着の私には冷たい風がかえって心地よいくらいで快適でした。
黒岳では紫色の花がだいぶ増え、九合目から上のほうではダイセツトリカブトの紫色がキレイでいちいち覗きこんでしまう。
山頂から先のエゾツツジはさすがに下り坂、残り花の雰囲気。イワブクロも少しくたびれ気味かな?
今日のメインはなんと言ってもチシマツガザクラ一面の雲ノ平。イワウメやイワヒゲの印象が薄かったので、キバナシャクナゲに続きこの一面の広がりはオススメです。まだ蕾もありますのでしばらくは楽しめそう。高根ガ原の写真よりはわかりやすいかな?
稜線全般で咲いている花:イワブクロ・エゾイワツメクサ・クモマユキノシタ・メアカンキンバイ↓・エゾノマルバシモツケ↓・コマクサなど。

五色岳

最近はやりの問合せ「五色ヶ原はどうでしょう?」ここ数年(書きつづけているかもしれないけれど)五色ヶ原のハクサンイチゲの大群落はありません。自然界の事なので断定は出来ないし今までも曖昧にお答えして来ましたが、多分この先も見込みは無いと思います。
五色ヶ原と呼ばれる場所は鹿の食害もあるけれど乾燥化が進み、草原のような状態で、開花に当たりハズレがあるというレベルではなくハクサンイチゲが見当たらない。
雪だまりの解けた所にチングルマやツガザクラの群落は出現してわっ!と驚かせてはくれるけれど、写真集やテレビに出てくるあの風景にはもう出会えないのだろう思う。
写真:今日一番キレイだった場所、チングルマ群落。左手に晴れていれば一度消えたトムラウシ山が見え始める所。五色岳山頂下のチシマノキンバイソウ小群落、もう下り坂でした。