本日の層雲峡のお天気は少々不安定です。そんな中、層雲峡峡谷の上に虹が現れました。虹は、空気中にある水蒸気に太陽の光が反射すると現れ、出やすい条件は、雨が上がって、日が射してきた時です。写真は一つのみですが、今日のこの虹は、2本になって現れました。主虹(しゅにじ)と呼ばれるはっきりとした虹の外側に、副虹(ふくにじ)と呼ばれるうっすらとした虹の2本です。主虹は赤が一番外側で紫が内側という構造をとりますが、副虹は逆に赤が内側、紫が外側となります。虹の色の数は現在の日本では一般的に七色(赤、橙、黄、緑、青、藍、紫)と言われています。「虹を見ると幸せな気分になる」とよく言われますが、写真を見てどうぞ幸せな気分になって下さい。

写真:層雲峡峡谷上に虹 11/13

動かない・・・パート2

久しぶりに日本の滝百選に選ばれている「銀河・流星の滝」周辺の「双瀑台」に行ってきました。片道約15分で、2本の滝が同時に見られるスポットに到着できます。(紅葉谷に続く層雲峡でのおすすめスポットです)散策が始まって間もなく、台湾からお越しの団体さんに会いましたが、皆さん山の方に向かってしきりに何かを叫んでいます・・・何と遊歩道のすぐ脇に「エゾシカ」の雌がいました。逃げることもせず、ジーッと人を見つめたまま動きません。緊張が高まった様子ではありませんでしたが、相手は野生の動物。いつ何があるかわかりません・・・。あきらかに通じないと思われる英語と身振りを交え、「危険です」ということを伝え何とかその場から離れていただきました。それにしても、「おとなしい」エゾシカでしたが、シカに触ろうとしている人間にも驚きました。

写真:エゾシカ 11/13

動かない・・・

日の出を撮り終え、近くの公園に散策に向かいました。近くで「キョッ キョッ」、「ヤマゲラ」が遊歩道の柵に止まっていました。何を思っているのか近寄っても微動だにしません・・・。普通であれば、即座に飛び立つのですが・・・。撮り終えて戻りましたが、振り返ってもまだ同じ姿勢のヤマゲラ。遠くから眺めていると、朝日を見て、何かお祈りでもしているかのようでした。

写真:ヤマゲラ雌 11/11

寒い朝でした

本日は、上川や層雲峡一帯で霜が降りました。センター前の温度計で早朝-7℃、最低気温の更新となりました。早朝散策で川沿いを歩きましたが、カメラのシャッターが押せないほど、手が「かじかんで」いました。日の出を待っていましたが、久しぶりに長く感じた朝でした。

写真:ニセイカウシュッペと朝日 11/1

第15回大雪山国立公園フォーラム

「第15回大雪山国立公園フォーラムin上川町」が開催されます。日時は12月17日(土)~18日(日)の2日間で、詳細の内容につきましては、このホームページの上段に案内要綱を掲載しています。尚、2日目には初冬の「紅葉谷」をスノーシューで歩く企画などもあります。どうぞご参加ください。