雪が少ないです

 昨日は久しぶりにまとまった雪が降りました。
層雲峡で12㎝、上川町で22㎝(気象庁発表)です。

 但し、今年に限っては雪が少ない状況が続いています。
山岳地帯はまだ積雪が増える可能性がありますが、山麓では小雪の年となりそうです。

 11月~2月までの累計で降雪量596㎝、昨年は691㎝(気象庁発表)
約1mも少ない降雪となっています。

 また、黒岳七合目で積雪310㎝、昨年同日で470㎝、
こちらは単純比較で160㎝少ない状況です。
まだまだ増えると思われますが、現在の状況は山麓と同様の小雪となっています。

さて、今年の大雪山の雪の状況はどうなるでしょうか・・・。

写真:大雪山連峰一部 国道39号線より

雪どけが進んでいます

 早朝等はマイナス気温の二桁になることもありますが、
日中はプラス気温の日が多くなってきました。

 少しずつ春に向かっているようですが、
まだまだ油断はできませんね。

 そのような中、エゾリスが繁殖期を迎えたようです。
雌雄にて「追いかけっこ」をしている仕草は、春を感じますね。

 まだ寒い日もありますが、気温が上がってきた日などは
野外に出て軽く散策をしてみてはいかがでしょうか。

写真のようにキタキツネなどに出会えるチャンスも拡がってきました。

写真:エゾリス キタキツネ 2/26
  • エゾリス

  • キタキツネ

センター講座が行われました

層雲峡ビジターセンター冬季観察会

 今シーズンの冬季観察会「氷の世界へ」は本日をもって終了となりました。
参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

 おかげさまをもちまして、今季も一人のケガもなく無事シーズンを終えることができ、
スタッフ一同喜んでおります。

 今季はプログラムサイトとして銀河ノ滝とニセイチャロマップの氷柱群を予定しておりましたが、
昨年末の小雪と高温傾向により、銀河ノ滝は氷瀑の氷結時期が遅れ、
ニセイチャロマップでは氷柱がまったく成長しないという事態になってしまいました。
幸い、銀河ノ滝は年を越えてから順調に氷瀑が厚みを増し、すこし時期が遅れたものの、
プログラムを実施することができました。
一方、ニセイチャロマップはその後も氷柱の形成はなく、今現在も氷柱がまったく見られないという有様です。
 
自然相手のプログラムなので、毎年天候不順には翻弄されておりますが、来季こそ冬らしい冬であってほしいと願っています。


写真 ニセイチャロマップ 2/22 銀河ノ滝 2/23

センター講座が行われました

層雲峡ビジターセンター冬季観察会

風の強い一日でしたが、なんとか観察会を行うことができました。

 午前中は予定通り銀河ノ滝へ行ったのですが、
午後は予定を変更して今季初となる大函(スヲプニセイ)へ行ってきました。

 当初は七賢峰ノ滝へ行く予定だったのですが、直近の下見で氷瀑の中央部を横断する亀裂(クラック)が見つかり、
崩落の可能性があるため行先を変更しました。

 大函はいまのところ、本流ダムと大函ダムとで水流を止めているため、函の中(石狩川本流)を歩くことができます。
ただし、ダムからの放流があると歩けなくなりますので、歩きたい方は早目の参加をおすすめします。

 という訳で、当面は、午前中は銀河ノ滝、午後からは大函での観察会となります。
午後の部の行先がなかなか定まらず申し訳ありませんが、ご了承ください。

写真 大函(スヲプニセイ) 2/2

観察会概要

期間:2019年1月12日~2月24日までの土曜・日曜・祝日
集合場所:層雲峡ビジターセンター
集合時刻:午前の部 09:45 午後の部 13:15(歩行:午前2時間半 午後1時間半程度)
対象:中学生以上
 ※両プログラムとも未成年は保護者同伴。前日までに予約が必要。
定員:7名
装備レンタル料:¥1,500(ヘルメット・スノーシュー・長靴・ウェーダー)
服装:防寒着・ニット帽・厚手の手袋・厚手の靴下など、冬の野外活動ができる服装
※気象状況によっては中止またはコース変更する場合があります。

問合せ・申し込み
層雲峡ビジターセンター
電話 01658-9-4400(9時~17時 月曜休館)

センター講座が行われました

層雲峡ビジターセンター冬季観察会

 氷の状態がようやく安定したので、昨日は今季初めてとなる銀河ノ滝での観察会を行いました。
全体に雪が少なく、踏み抜きに注意しながらのルートファインディングをしながら滝下まで到着しました。
氷はやや薄めでしたが、部分的には厚みも出て来て、ようやく冬本番を思わせる氷瀑の景観を楽しむことが出来ました。

復路ではアイスクライマーの大集団とすれちがいました。氷が薄い部分もありますので、十分注意して冬のアクティビティーを楽しんでください。

 当ビジターセンターの観察会は、来週以降も、午前中は銀河ノ滝、午後は七賢峰ノ滝での実施を予定しておりますが、
氷の状況や天候によっては大函(スヲプニセイ)などへのコース変更もありますので、ご了承願います。

写真 銀河ノ滝 1/26

観察会概要

期間:2019年1月12日~2月24日までの土曜・日曜・祝日
集合場所:層雲峡ビジターセンター
集合時刻:午前の部 09:45 午後の部 13:15(歩行:午前1時間半 午後2時間半程度)
対象:中学生以上
 ※両プログラムとも未成年は保護者同伴。前日までに予約が必要。
定員:7名
装備レンタル料:¥1,500(ヘルメット・スノーシュー・長靴・ウェーダー)
服装:防寒着・ニット帽・厚手の手袋・厚手の靴下など、冬の野外活動ができる服装
※気象状況によっては中止またはコース変更する場合があります。

問合せ・申し込み
層雲峡ビジターセンター
電話 01658-9-4400(9時~17時 月曜休館)