大雪高原沼の紅葉

高原温泉沼めぐり

 19日から20日にかけての降雪により、大学沼や高原沼では褐葉・落葉が目立ってきていますが、
下部の緑沼・滝見沼は見頃の状態となっています。

 コース上はぬかるみや水たまりがいたるところにできていますので、
歩行には長靴か登山靴プラススパッツが必要です。

 また、ぬかるみを避ける為に登山道の法面や植物帯を歩いた跡が所々見受けられます。
植物帯を踏みつけないようお願い致します。

*植生の復元には長い長い時間がかかります。

写真:滝見沼等 9/29

紅葉街道

紅葉街道

 今年もいよいよ始まりました「紅葉街道」。
国道39号線「上川町」から「三国峠」に至るまでの区間、色付いてきました。

 標高の高い山岳地帯は雪となり、現在は1300mより下の色付きが
日に日に増してきました。

 さて今年はどのような色彩をみせてくれるでしょうか?
乞うご期待です。

写真:大雪ダム周辺 三国峠 9/26

センターだよりが発刊されました

センターだよりが発刊されました

今回は貯食に大忙しのシマリスです。

 その他、じゃれあうヒグマ・ギンザンマシコの狩り・おねだりギツネ
等々を掲載しています。

 センターホームページ、トップ画面から見ることができます。
是非ご覧下さいませ。

写真:トップページのシマリス 9/25

登山道の様子

大雪山系赤岳

 第一花園は、雪に覆われ落葉が心配されましたが、雪が溶けるとやや紅葉した葉が見られますが、
一度雪が被りましたので、これからは色あせ・落葉に向かうと思われます。

 第二花園は、上部、登山道付近で散っているところがありますが、奥の平のチングルマが真っ赤に色づいている場所もまだあります。
また、奥の平では約30mの雪渓が残っていて、上部では、登山道が完全に雪で覆われているため、迷いやすくなっています。
視界不良時には道を見失わないよう十分な注意が必要です。

コマクサ平では、約75mもの雪渓が残っています。踏み抜きや滑落に十分注意してください。

第三雪渓は、落葉期に入りました。また、下部には途切れながら約70m、約140mの雪渓が残っています。

第四雪渓も、雪や風の影響で散っている葉が多く見受けられます。そして登山道は、ほぼ全面雪です。
軽アイゼンやスパッツを携行することをおすすめします。
尚、赤岳のマイカー規制・シャトルバス運行は解除されました。

*軽装での入山はできません。お勧めするレベルではありませんが、
入山時はしっかりと冬山装備で入山して下さい。

写真:雪に覆われた登山道 9/24

*大雪高原沼めぐりについて
登山道上にシャーベット状の雪があり、特に空沼周辺では植物帯に足を踏み入れた場所があります。
植物保護の観点から一周を休止する場合がありますので、詳細はヒグマ情報センターにて確認して下さい。

初雪

冬山装備が必要です

 9月18日に大雪山系黒岳周辺で雪が舞いましたが、翌日の9月19日に
本格的な雪が降りました。

 また、翌20日にかけては標高1200m~1300m以上は、
完全な冬山の状態となりました。

 多いところでは1m以上の降雪があり、20日には白雲小屋の管理人も
緊急下山という事態にもなっています。

 軽装はもちろんですが、冬山装備をしっかりと行わなければ
山に入ることは難しい状況です。

 日中はやや気温が上がり、雪もとけている場所も有りますが、
早朝などは完全なアイスバーン状態となり、道迷いも含めて非常に危険な状況です。

 全体的に雪が被りましたので、今年の山岳地帯の紅葉はほぼ終了となることで、
これからの入山はお勧めできない状況です。

写真:大雪山系黒岳周辺 9/21