エゾモモンガ

  小雪ちらつく層雲峡。
気温も早朝最低気温-11℃と寒い朝です。

 写真はエゾモモンガ。
基本夜行性ですが、早朝日の出と同時に排泄の為出巣します。

 天候が悪く、日の出がわからない状況でしたが、
しばらく待っていると出てきてくれました。
実にタイミングが良かったです。

 今冬はまだ複数のエゾモモンガを見ていませんが、
来年3月頃の繁殖期に向け、そろそろカップル探し?でしょうか。

写真:エゾモモンガ 12/18

フロストフラワー

 早朝から吹雪模様の層雲峡。
気温も早朝最低気温-11℃と非常に寒くなっています。

 ここ数日は一日の降雪が全道一の量、気温も最高気温が上がらず
全国で2番目の数字とようやく層雲峡らしい寒さとなってきました。

 中々外に出て活動することも少なくなりますが、
この寒さで「フロストフラワー」が出来上がっていました。

 結氷した氷面の上に霜の結晶が出来、冷え込みに合わせて
徐々に大きく膨らんだ「氷の華」となります。

 中々幻想的ですが、条件が重ならなければ
出来上がらない神秘の現象です。

写真:フロストフラワー 12/16

エゾリス

 深々と重たい雪が降っている層雲峡、
12月に入り10㎝を超える降雪量も珍しくない日が続いています。

 但し、11月については昨年比61%と非常に少ない
降雪量となりました。

 気温も現在のところやや高温で推移しており、
ここ数日は最高気温がプラスの日もでています。

 そのような中、写真のエゾリスが元気に「クルミ」探し。
雪の中に顔を突っ込みながら顔中雪だらけ・・・。

 時期により活動時間も変わるエゾリス。本来なら
寒い日が続く場合は朝のみ活動しその後は巣の中でじっとしていますが、
この暖かさで日中も活動しているようです。

写真:エゾリス 12/7

シマエナガ

バードウオッチング

 いつ見ても愛くるしい野鳥「シマエナガ」です。
ここ数年、野鳥愛好家以外の方にも人気の鳥です。

 スズメよりやや小さく時期は周年で見ることができ、
平地から山地の森林に生息しています。

 鳴き声に特徴があり「ジュリジュリ」。
姿は見えなくても鳴き声でその存在を知ることができます。

 「一度見てみたい」という声が多いですが、
双眼鏡片手にフィールドに出てみませんか?

写真:シマエナガ 11/29

センターだよりが発刊されました

センターだより第100号が発刊されました

 ついにセンターだより100号となりました。
いつもご覧いただきまして大変ありがとうございます。

今回の表紙は「冬眠前のシマリス」です。

 その他、ヒグマとばったり・見分けが難しいシギ類・忍者鳥ジュウイチ
キタキツネの兄弟等々を載せています。

 是非ともご一読いただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します。

これからも、皆さまが自然に対して興味をもっていただけるよう
努力してまいります。

100号までお付き合いいただきまして感謝致しております。
ありがとうございました。

写真:センターだより第100号表紙 11/25