黒岳の積雪状態

そろそろ春も近くなってきますが、黒岳の北東斜面もそろそろ雪も落ち着き、積雪も減っていく時期となりました。が・・・写真上段は4/24のもの、下段は昨年4/30のもの・・・。角度は違いますが、比較するとやはり本年のほうが多いようです。それもそのはず、積雪計では黒岳七合目で本日現在400cm、昨年4/30で240cm、まだ2日間ありますが今後の予報をみても一気に減雪は考えられない状況です。その差約150cm・・・。中々暖かくならないため、昨年同様降雪は多かったものの、融ける速度があまりにも違いすぎるようです。

写真:黒岳 上段2013/4/24 下段2012/4/30

珍しい鳥がやってきました

「コチョウゲンボウ」・・・。何やら変な鳥名ですが、ハヤブサ科の鳥です。日本へは冬鳥としてやってくるようですが、その数はかなり少ないようです。(ちなみに、北海道から九州まで各地に渡来するようです)写真は雄、全長約30cmで海岸や草原、農耕地など様々な環境に生息しています。食性は動物食、主に小型の鳥類を捕食します。ハヤブサ科というぐらいですので、とにかく素早い行動でした。見慣れない鳥のため、専門の方に依頼しこの鳥の名とわかりました。さすが野鳥の宝庫場、渡りの時期には珍鳥もよく見られます。

写真:コチョウゲンボウ雄 4/23

夏鳥が続々と~part3

夏鳥は色々とやってきますが、お天気が・・・。現在の層雲峡は風も伴って、やや吹雪状態です。路面も雪に覆われましたので、層雲峡へお越しの際は十分に気をつけて御来層ください。5月にも降雪の記録は過去にもありますが、しかしGWに「除雪」をするとは思いませんでした・・・。

写真:アカハラ・イソシギ・ノビタキ 4/27

ネズミをゲット

エゾタヌキ再登場!です。しかし、道路脇と雪山の間にある側溝にうずくまって微動だにしません・・・。しばしその様子を見ていましたが、何やら両手で押さえている仕草。良く見てみると、手の下にはネズミがいました。よたよたと歩きながら、動きの早いネズミをよくぞ捕らえたものです。餌を盗られるとでも思っているのでしょうか?手は押さえたまま、こちらの動きをしっかりと見ています。あまりにもかわいそうになってきましたので、すぐさまその場から離れてあげました。遠くから見ていましたが、早速道路上に出てきて格闘していましたが、ようやく餌にありつけたようでした。

写真:エゾタヌキ 4/26

またまたエゾリスの登場です

再登場です!本日も暖かく、エゾリスもなにやら嬉しそうに飛びまわっています。数匹が同じ場所で穴掘りをしていましたので、タイミングをみて寄ってみましたが、かなり多めの「ドングリ」が散乱していました。冬に備えて蓄えていたのでしょう。ここにいるエゾリスは、当分の間、餌には困らないようです。

写真:ドングリを食すエゾリス 4/24