層雲峡

時折薄明るくなりますが、ちょっぴり暗い白い空。小雪舞う層雲峡です。初雪は13日の晩に降った雪かな?でもこうして日中下界(層雲峡)に降る雪は今日が初めてかも。
山の上は10月に入って順調?に雪が降り、根雪になるのが早かったような印象ですが、層雲峡は意外と暖かい日も多く遅めの印象。今日もまだそれほどの雪ではないので積雪はどのくらいになるだろう?真っ白な層雲峡を見てみたい気もする…
層雲峡はまだこんな程度ですが、峠など標高の高い方に行かれる方、車の運転十分にお気をつけ下さい。

お鉢平展望台より

あまりに穏やかなお天気だったのでお鉢平展望台まで足を延ばしてしまいました。雲の平はソコソコの吹きだまりで持参したスノーシューが威力発揮!イイ具合に締まった雪の上をなかなか快適に歩かせてくれました。久しぶりの山歩きでちょっと疲れましたが(笑)。真っ白な北鎮岳やお鉢平の稜線はキレイだった~!
昨日はアイゼンを使う事はありませんでしたが、やっぱりこの季節に山に来られる方はどのような事態にも自己責任で対応出来る準備をしてきて下さい。なーんて本当は少し前の私はこんなふうに『装備の無い人は山に登らないで下さい』なんて言える立場じゃなかったし、今もそう技術を取得したわけでも無いけれど、毎年少しずつ少しずつ雪の降った山に登ることで(天気の悪い時は行かないけれど)山を知り自分の力を知り…自分の限界を見極める目を養いながら伝えている努力はしているつもりです。最近は自己責任を取るという考え方が欠如しているのでしょうか?偶然の運の良さや他人の力に頼ろうとする人たちの多さにびっくりします。相手は大自然です!人間の手に負えない力を今までだってあまりあるほど見せつけられているのに、自分の身に降りかかってみないとわからないのかな?きっとその時は遅いのに。
クドイですが山はもう雪、「来たついで」の登山は難しい季節です。キチンと準備して来て下さい。

層雲峡

うっすら雲が広がってきて、青空が白っぽい水色の空になってきた層雲峡です。葉の色も乾いた感じ、はらはらと風に舞い落ちて国道を歩いていたらカサカサ音を立てて転がっていく。長持ちしているとは言えソロソロ終盤かな?層雲峡から上川側はこの週末が過ぎてもまだキレイだろうとは思いますが…
写真:さっき10/11(お昼前頃)

北海岳より

今日は北海岳へ。北鎮方面より吹きだまりが深いけれど昨日の登山者の踏み跡があったので楽をしてしまいました。それでも時折モモくらいの深さまではまってしまい、そう言う時は思わず笑ってしまいます。
今日は昨日よりお天気も良く暖かめ、お昼を過ぎても昨日のように暗めの雲がかかってくることもなく、風はそれなりに冷たいけれど快適な一日でした。少し雪も解けてきて白黒のまだら模様になって来た北鎮岳をぼんやり眺めながら、思えば遠出をするのは今日が最後になるかもしれない…と気づいたらちょっぴりしんみり。。。
黒岳の登山道、山頂直下の急斜面に雪がついているので滑落注意。ほか何ヶ所か解けた雪が凍っているところもあるので特に下り斜面気をつけて。だいぶ雪も解けてきているので今日は道がドロドロと言う印象が強かった。
写真:北海岳中腹、登山道付近より黒岳(左奥)

雲ノ平

北鎮岳へ行って来ました。朝の黒岳登山道では解けた雪が凍って滑りやすい場所や石が結構あり、日陰の部分は遅くまで凍ったまま。夕方も日が翳り寒くなるのが早いので朝夕は特に要注意。足元の装備はしっかりと!!日中でも下りは滑りやすいので気をつけて。
黒岳山頂までならお天気さえ良ければ「行って行かれないことはない」のかもしれませんが、雪が降ってしまったのでたまたま立ち寄って…と言う方が安易に登山出来る状況ではありません。予め装備してこられていない方は次回改めてお越し下さい。
北鎮岳分岐までの上り、風当たりの強いちょっと日陰、凍っていたらコワイなぁ~その時はひき返そうと思っていましたが、締まった雪で一安心。北鎮岳山頂にたどり着くことが出来ました。
写真:雲ノ平。登山道は吹きだまり。日にちが経っているのでそれでも歩きやすい方なのでしょうが、平均してくるぶしからスネくらいまで足が雪に埋まるので一歩一歩が重くて大変!疲れました。でも白い山を見ながら久しぶりの山歩きは楽しかった~!