キバナシャクナゲ

雨は朝のうちに上がりましたが風が強く、今日も黒岳ロープウェイは始発6:00~運休。9:40~ようやく運転を再開致しましたが、風は、やっぱりまだ強い。層雲峡でこれだけの風が吹いていますので山の上は結構荒れたお天気かもしれません。風もかなり冷たいでしょう。
黒岳までもまだ雪多く、赤石川・北海沢周辺もまだびっしり雪渓です。濃霧時、道わかりにくく迷いやすいのでご注意下さい。
写真:6月18日 黒岳にて。
今、旬の花の一つ「キバナシャクナゲ」です。

雲ノ平

今日はお鉢平を一周。明日にしようと思ってのんびりしていたら、明日は雨!と言う予報にやっぱり今日行かなくちゃ…で遅いスタート。
でも稜線はまだ花も咲き始めだし、カメラを出さなくて済む?のでまぁまぁ無事に帰れそう…と思ったら、お鉢平展望台周辺と雲ノ平ではまってしまった。
主観ですが今年ミネズオウ・コメバツガザクラ、イイんじゃないかなぁ?花数が多い気がします。
雲ノ平で満開のミネズオウと咲き始めのイワウメの広がり…久しぶりに雲ノ平イイなぁと思った。
写真:その雲ノ平。あんまり上手く写せなくてスミマセン。ゆっくり歩いて本物を見てください!きっとイイです。

五色が原

文章が長くなってしまいましたので、続きです。
沼の原から先の樹林帯も雪。木道や登山道も少ししかまだ出ていないので、ここもわかりにくく、水場への笹の道?も見つけづらく、雪が消えると道は水たまり。水場のすぐ上の木道は出ていましたが、急登のブッシュも途中から急斜面に雪渓。
上がりきった雪渓・ブッシュ・雪渓・ブッシュ・そして延々と、延々と雪渓。何ヶ所かは道に出ますが、沢のような水の流れの中を歩きます。
左手にようやくトムラウシ山が見える場所を上がりきったハイマツ帯入口が雪渓で見つからない。初めての風景。なんとなく方向がわかるので道を見つけることは出来たけれど、印も見つけられず、そこまで歩いた道が正しかったかはわからない。たぶんガスってたら山頂までたどりつかなかったと思う。
山頂下周辺だけは雪が解けていたけれど、キバナシャクナゲもまだこれから。しばらくはかなり迷いやすいのでご注意下さい。
写真:左下に広がる五色が原は、ほぼ雪に覆われています。

白雲岳避難小屋

今シーズン初、白雲岳避難小屋へ行ってきました。心から、スゴク自然に「ただいま」と言う気持ちになった。ようやく。ここが好きなんだなぁ~と、改めて想った。
小屋周辺は、まだまだこんなに雪渓に覆われています。ガスったら小屋を見つけにくく、ホンノそばまで来ているのに迷ってグルグル歩いてしまったと言う話も時々聞きます。要注意。
テント場、全体に雪解けましたが、端の方はまだかなりぬかるみ気味。小屋に近い方は乾いてきていました。
水場はまだ正規の場所ではなく流れを少し下がったところでした。1m位掘って下さったそうです。水取れますが、煮沸してご利用下さい。
15日より有人管理、協力金一泊1000円を申し受けます。何卒よろしくお願いします。
稜線では風も冷たく、フリースを脱ぎ着しながら歩いていました。少し前までほとんど固い蕾だったイワウメが、クリーム色の蕾に変わり、日当たりのよい場所や、風当たりの弱い場所ではだいぶ花開いてきています。ウラシマツツジの葉も大きくなってきて、少しずついろんな緑が増え、花の咲き出しも多くなってきました。でもやっぱり「まだまだこれから」と言う感じかな。

ホソバウルップソウ

夕方になって雨の振り出した層雲峡です。なんだか山のお天気は不安定が続いているようです。明日はどうかな?
昨日(6/13)の写真をもう一枚。きっと気にかけている方々も多いだろうホソバウルップソウです。
これは緑岳の稜線にて。小泉岳ではちらほら、小泉分岐ではあまり見つけられませんでした。もう少し茎の伸びた蕾もありましたが、たぶんまだ地面に埋まって?いる株が多いような印象。なのでこの蕾が今のホソバウルップソウの平均的な伸び具合かな?花が咲くまでにはもう少し時間がかかりそう。
藍・紫・緑・色の濃い蕾がぎゅっとして、地面を持ち上げている姿が、花よりも好きかもしれない。見つけるととても嬉しくなります。