分岐

稜線から白雲小屋への分岐(9月10日)です。
この日稜線にどこをどう歩いたのか???白雲岳分岐から小泉岳分岐も通らず、小屋も通らず全く登山道とは関係ない場所を歩いている3名の人影を発見。見通しのきく中で間違ったとも思えない。近道をしようとでも思ったのでしょうか?一人はかなりバテていた様子。自分の体力に見合った計画で登山道を歩いて下さい。
ちなみに三笠新道は通行止です。クマ出没中のため高根ガ原から高原温泉には下山できませんのでご注意下さい。

銀泉台

銀泉台の紅葉もわりと広がってきたましたが、まだこんな感じ。うっすらとした橙色がようやく付いたと思った4日前と比べ、赤紫色がかる葉もあり、色づき部分も増えてきました。それでもまだ全体に黄緑色で、割合で言うならやっぱり一割もいかないかも?
第二花園の雪渓は登山道からほぼ後退し、雪の塊がわずかに道にかかる程度。まだ春の花もあり、アオノツガザクラ群落の後方にナナカマドの紅葉あり、不思議な景色。
写真:銀泉台(9月10日)

黒岳

台風ではあまり気温は低くなかったので「色づき具合はどうかな?」とまずは黒岳へ行って見ました。五合目展望台に登って「わ!」。まだ色づき始めながらも、この二日間で急に七合目付近まで広がりました。
七合目~九合目下まではナナカマドの黄茶色や茶橙色もわずかにあるけれど、登山道周辺はまだ全体的に黄緑色の印象。
山頂下はウコンウツギ黄色、アザミ黄色、マルバシモツケ橙黄・茶橙・赤紫色、ナガバキタアザミ茶枯れ・紫緑・茶赤色、ハイオトギリ赤橙色…など様々に葉が色変わりして光を浴びて草紅葉が楽しくなってきました。
写真:黒岳五合目展望台より(9月9日)

マネキ岩

写真:9月6日のマネキ岩です。周辺の色づき具合はまだこのくらい。山頂直下の草紅葉(アザミの黄色・ハイオトギリの赤橙色・タカネトウウチソウの茶橙・赤紫色・ナガバキタアザミの茶橙・紫緑色・ミヤマアキノキリンソウの赤紫緑色・ミヤマセンキュウの黄色・ウコンウツギの黄緑色など)、色んな植物の色変わりバラバラとが増えてきましたが、まだこれからもっと変わるかな。下るにつれてまだ色が抜けた程度の黄緑色が全体に広がっています。

銀泉台

この日は気温も高め?日差しがあると登り汗ばむくらいで、稜線では涼しげな風ですが寒くはなくフリースの出番はありませんでした。
銀泉台の斜面、全体に緑色の色が抜けてきて「これからいよいよ色づき始めます」と言うところでしょうか?緑色の葉の上に、刷毛でうっすらと橙色を乗せたような部分的なくすんだ色づきが、全体に広がり始めていました。
最近では銀泉台の紅葉のピークも第三雪渓と同じ「10日~15日」と言っていましたが、そういえば昔は「15日~20日」だったことを指摘されて思い出しました。今年の見頃は?今のところ15日前後かな???(今後の冷え込みによりまた修正させていただきます、スミマセン)