緑岳・紅葉情報

松浦岳(緑岳)紅葉情報

 南沢上部の通称「タスキの紅葉」は落葉が目立つようになり、
エイコの沢ガレ場から第一花畑くらいまでの高山帯下部が色づきの中心になっています。

 ウラジロナナカマドは全体的に色づきのピークを過ぎ、ダケカンバはまだ色づきが進みそうです。
第二花畑ではチングルマが色づきのピークを迎えています。下部樹林帯もナナカマドやダケカンバの色づきが進んできています。

本日も風が強く、体感気温はかなり低目でした。防寒対策をしっかりして登山を楽しんでください。

写真 第二花畑 エイコの沢ガレ場から小泉岳方面 9/20

お知らせ

お知らせ

*黒岳石室最終開放日は9月19日となります。

9月20日以降は冬季閉鎖となります。
但し、管理人は9月26日(予定)まで常駐(昼間)します。

詳細につきましては、りんゆう観光(01658-5-3031)さんまでお問い合わせください。

2021.09.17

赤岳・紅葉情報

赤岳・紅葉情報

9月14日現在の紅葉情報です。

 今回の寒気で心配された積雪は無かったようですが、
今朝の白雲小屋の最低気温がマイナス2℃と、かなり冷え込んできています。

 赤岳登山道では歩道脇のそこここに長さ10㎝ほどの霜柱ができていました。
この霜と、昨日の強風とで、ウラジロナナカマドの葉がすこし散ってきた場所もあります。

 第一花園ではウラジロナナカマドが色づきのピークを若干過ぎた感はありますが、まだ見頃状態です。
昨日の冷え込みでダケカンバの黄色も発色してきており、全体的にはキレイな印象です。

 第二花園では、ウラジロナナカマドが色づきのピークを過ぎ、鉄さび色のものが増えてきました。
第三雪渓では、上部のウラジロナナカマドが一部落葉し始め、下部の葉も霜で焼けた感じのものがありますが、
全体的にはまだ見頃という感じです。
 
 第四雪渓のウラジロナナカマドは退色し始め、
稜線のウラシマツツジは色づきのピークを過ぎて黒ずんだ葉が多くなってきました。冬枯れにちかい景色です。

 白雲小屋の水場はまだ利用可能ですが、朝晩はかなり水流が細くなってきています。
また、稜線では日中でも一桁、朝晩はマイナスの気温になっています。防寒対策を万全にお願いします。


写真 第一花園全景 第三雪渓 9/14

緑岳・紅葉情報

松浦岳(緑岳)紅葉情報

緑岳の斜面は全体的に見頃です。

 第一・第二花畑ではウラジロナナカマドが見頃になり、ダケカンバも少し色づいてきました。
チングルマはこれから色づきのピークを迎えそうです。
 
 岩塊斜面から見る南沢の、通称「タスキの紅葉」は見頃状態が続いています。
上部で少し落葉した部分もありますが、全体としてはキレイな状態で、とくに下部の発色が良いようです。

 緑岳の稜線ではウラシマツツジが色づきのピークを過ぎ、黒ずんだ葉が目立ってきました。
白雲小屋周辺ではウラジロナナカマドが退色期に入ってきています。

写真 岩塊斜面より第一第二花畑俯瞰 岩塊斜面より南沢下部を俯瞰 9/14

黒岳・紅葉情報

黒岳・紅葉情報

日一日と色付きが増し、見頃の状態が続いています。

 但し、昨日の暴風雨・今朝の冷え込み(霜がおりました。各所霜柱多数。)の影響もあり
各所のウラジロナナカマドは、やや色が「くすんだ」感じになっている場所もありますが、
まだまだ真っ赤なものや、橙色から赤へ移行しているものもあり、見頃といってよいでしょう。

 ウラシマツツジはまだまだ見頃のものもありますが、そろそろ「茶枯れた」ものも
出始めるようになっています。

 雲ノ平周辺のチングルマやミネヤナギ等の草紅葉も前回情報時(9/7)よりも
色付きが増し、見頃期に入りました。

 黒岳北東斜面では、ここにきて「ダケカンバ」や「ウコンウツギ」等の黄色が出始め、
五合目展望台から見る黒岳は、山全体が紅黄葉しています。
(センターホームページ下段:定点観測・黒岳を参照して下さい)

 尚、只今紅葉は黒岳五合目までおりてきています。
ロープウェイ下も今年は葉の傷みが少なく、緑葉から黄緑葉へ移行中です。

*本日は早朝から冷え込みました。リフト乗車時や登山中の休憩時は相当な寒さを感じます。
防寒対策をしっかりと行って下さい。

写真:黒岳山頂・烏帽子岳下部 雲ノ平周辺 9/14