フロストフラワー

いや~しばれました・・・。早朝センター前の温度計で-26℃、現在も-20℃あります。今冬最低気温の更新です。これだけ寒いと、雪や氷の造形が出来上がっていると思い、層雲峡の散策名所「紅葉谷」へ行ってきました。やはりできていました。「フロストフラワー」(氷の華)と「霜柱」。もっとよく観察したかったのですが、あまりの寒さにシャッターもうまく押せません・・・。数枚撮影した後、そそくさと退散してきました。それにしても、寒い・・・。*フロストフラワー~空気中の水蒸気が石などの表面に付いて凍りつき、花びらのような形に成長したもの。*霜柱~地中の水分が毛管現象によって地表にしみだし、柱状に凍結したもの。

写真:氷の華(上・中) 霜柱(下) 12/24

大丈夫でした!

窓に「バーン」となにかがぶつかる音。いってみると、窓の下に「ゴジュウカラ」がうずくまっていました。脳しんとうを起こしているようです。辺りを「キョロキョロ」と見回していますが、中々飛んでいく気配がありません・・・。しばらくすると、近くの枝まで何とか飛び移りましたが、またそこでも「キョロキョロ」。いくらか体が揺れているようです。まだぶつかった衝撃が残っているのでしょう。5分程経過した後、元気に林の中に消えていきました。一年間で、こういった状況を何度か目にしますが、大半は首が折れて残念な光景がありましたが、今回は無事に飛んで行ってくれました。

写真:雪の中にうずくまるゴジュウカラ 12/21

オオアカゲラの舞

久しぶりに「オオアカゲラ」に出会いました。やはり「オオ」と付くぐらい立派な野鳥です。時にはクマゲラ並みの採餌痕を残すと言われていますが、さすがに太く長い嘴です。いつも思うのですが、あれだけの勢いのある突きで、頭がふらふらしないのでしょうか?まだ「ヒレンジャク」もいました。が・・・その数5羽。そろそろ移動したかもしれません。

写真:オオアカゲラ雄、ヒレンジャク 12/15

イイズナ登場

全身真っ白な「イイズナ」です。夏は背が茶色、冬は全身が白くなります。「エゾオコジョ」と似ていますが、大きさが違うことと、オコジョも冬は全身が白くなりますが尾は黒、イイズナは尾も真っ白です。気性が荒く、動きは極めて俊敏、主食はネズミ類ですが、小鳥や死肉なども食します。体長は約15cm、尾は約1cm、体重は約100gと小さいですが、時には「ウサギ」や「カモ」を狙うこともあり、捕殺能力が優れています。しかし、何ともかわいい「イイズナ」でした。

写真:イイズナ 12/15

エゾシカの雪漕ぎ(ゆきこぎ)

エゾシカの足跡(雪漕ぎ)がありましたが、先日の大雪の影響でスノーシューで歩くことも大変です。シカも苦労して川に向かった跡がありましたが、併走してみると前方に雌ジカがいました。まだ「就寝中?」だったようですが、立ち上がり逃げていきました。そばに寄ってみると、写真の一番最後の上部付近、やや黒くなっていますが、どうやら深い雪の中で歩き疲れて休んでいたようです。本日はエゾシカの足跡がたくさんありましたが、どれもこれも「川」に向かっているものばかり・・・。水を飲むためか?と思い、川に向かってみましたが、何と水を飲んでいるのではなく、雪の重みで川に持たれかかった枝の樹皮を食していました。やはり、深い雪の中で生きていくことは、あのか細い足では大変なようです。

写真:エゾシカ足跡 12/13