仲良しです

喉から頬が可愛らしいピンク色の野鳥「ウソ」。
久しぶりに観察できました。

鳴声に特徴があり「フィーヨ フィーヨ」とせつなく鳴きます。

とても夫婦仲がよく、常時「つがい」で行動しています。

喉がピンク色なのが「雄」ですが、この日も仲良く採食していました。

「ウソ」とは何とも奇妙な名前ですが、由来は口笛を吹くことを九州の方言で「うそぶく」と言うそうですが、その鳴き方が口笛を吹く声に似ていることからのようです。

写真:ウソ(写真3枚目左が雌です) 層雲峡 2/12

今年はエゾシカが少ないです

久しぶりに「エゾシカ」に出会いました。
森の奥に入ると、その姿は見つけることができますが、いつものような様相ではないようです。

雪が少ないことや、狩猟の影響も考えられますが、いつ見ても、数秒「にらめっこ」をした後は、一目散に逃げてしまいます・・・。

何もしないのですが・・・。

写真:雄ジカ 層雲峡 2/9

今日も冷えました・・・

今朝のセンター前の最低気温は-25℃と、今冬の最低気温をまた更新しました。また、上川町では-27.2℃と2月としては観測史上2番目の記録、通年でみても観測史上4番目ととても寒い朝となりました。

「冷凍庫の中にいるよう」ではなく、「冷凍庫よりも寒い」状態です。

しかし、冬の中でも何度もない素晴らしい「快晴」のお天気となり、写真の「ニセイカウシュッペ山」の樹氷も見事な景観でした。

写真:ニセイカウシュッペ山と石狩川(上川町側より) 2/8

やはり残滓(ざんし)がありました

ここ数日天然記念物の「オオワシ」「オジロワシ」が飛来していますが、先日は偶然にもと思っていましたが、あまりにも頻繁に姿を目撃するため、少し近づいてみました。

カラスも飛び交っていませんでしたので、エゾシカの残滓に群がっている様子もありませんでしたが、よく観察してみると・・・

ありました!
しかも、二頭も・・・。

周りには数羽のカラスのみでしたが、この残滓、やや窪んだ雪の奥にあり、よく見ないとわからないほどです。

川向こうのため、近づくことはできませんが、それでもこちらの動きを察知すると、雪の奥からけたたましい数のカラスが出てきました。

オオワシ、オジロワシも合わせて10羽以上。
それはそれは、とても勇壮な光景でした。

写真は3羽の「オオワシ」です。

写真:オオワシ 層雲峡 2/7

何か良いことが・・・

本日早朝、峡谷上に「彩雲」が現れました。
実に濃い色合いでした。

この彩雲、太陽の近くを通りかかった雲が、緑や赤に彩られる現象で、光が雲に含まれる水滴で回折して生ずる現象です。

彩雲が出るとおめでたい「しるし」の一つ、何か良いことがあると昔から言われていますが、最近は毎日のように彩雲が現れているのですが、何にも良いことがないのですが・・・。

あっ・・・。
森の中を散策中に「イイズナ」に出会いました。
あまりにも「すばしこく」、写真にはおさまりませんでしたが、滅多に見ることが出来ない「イイズナ」、また、昨日は姿こそ見れませんでしたが「クマゲラ」の鳴声がセンター付近で聞かれました。見れたことや聞かれたことはきっと良いことなのでしょう。

*センターだより第54号の表紙がイイズナ
*センターだより第58号の表紙がクマゲラです

写真:彩雲 層雲峡 2/7