オープンが延期になっていた黒岳ロープウェイと黒岳リフトが本日再開され、待ちかねた登山者が黒岳を訪れています。しかしながら、登山道の大部分は残雪に覆われており、スニーカーやジョギングシューズでの登山は危険な状況となっています。
残雪状況
7合目~9合目下:所々で登山道が露出している部分があるものの、大部分は雪に覆われています。スニーカーで途中まで登ったものの諦めて引き返した外国人登山者が、下りに苦労してコースが渋滞していました(写真左)。
9合目上~山頂:7割ほど登山道が露出していますが、マネキ岩を見おろす急斜面のトラバースは、距離が長いだけに緊張を強いられます。石室に泊って早朝に下山する場合はアイゼンが必要になるかもしれません。林野庁のGSスタッフが雪切りをしていました(写真右)。
写真 下山に苦労する外国人登山者(7合目上) 雪切りをするGSスタッフ(山頂下) 6月18日