昨夜から今朝にかけての気温低下で、大雪山中では登山道わきに霜柱が見られるほどの冷え込みになりました。層雲峡でも最低気温が4.3℃と、この秋の最低を更新しています。
赤岳登山コースでは標高1500mの登山口・銀泉台から標高1850mの第三雪渓にかけてのウラジロナナカマドの紅葉が見頃になりました。色づきが足踏み状態だった第二花園・奥の平も、ウラジロナナカマドやチングルマが色づき、ようやく秋景色になってきました。
標高1900mの第三雪渓上部から、第四雪渓・赤岳山頂にかけてはウラジロナナカマドの葉は枯れかけのものが目立ち、草紅葉といわれるウラシマツツジ・チングルマ・クロマメノキなどの葉色が黒ずんできました。稜線を吹く風は秋をとおり越して初冬の冷たさです。手袋や帽子などは冬用を用意し、防寒対策をして登山に臨んでください。
写真:第一花園全景 第三雪渓全景 9月14日