本日(8/10)、夏季観察会「水中散策」の2回目が行われました。
今日の層雲峡は突き抜ける青空と白い雲!そこに爽やかな風が吹き抜け、最高の日和となりました。
参加されたみなさんは大函の展望台付近やニセイチャロマップ川で水中散策を満喫。
今日は道中、「ミヤマウラボシ」という、おもしろい葉の形のシダ植物を発見したそうです。和名の「深山裏星」は深山に生える裏星という意味で、「裏星」は葉の裏の胞子のうの形を星に見立てたものだとか。この植物は北海道から本州、四国まで分布していますが、どの生息地においても生息・生育密度が低く、希少であるうえに、生息・生育地が極限されているそう。なかなかお目にかかれない「ミヤマウラボシ」もおすすめポイントです!
他には、柱状節理はもちろんのこと、エゾノキリンソウやエゾトリカブト、ハンゴンソウなどの花々も楽しむことができます。
今年度の夏季観察会はあと2回。明日、明後日(8/11、8/12)に実施予定です。
どちらもまだ人数に余裕がありますので、興味のある方はぜひご参加ください。
※詳細の問い合わせ・申し込みは、電話で当センター(℡:01658-9-4400)までお願いいたします。(参加申し込みは、前日までとなっています。)
写真:ニセイチャロマップ川、ミヤマウラボシ