2日、黒岳の残雪状況を見に行って来ました。
すでに七合目のリフト乗降場周辺に残雪はありませんが、七合目登山口から登り始めるとすぐに雪道になりました。七合目から九合目下まで、コースの大半は雪に覆われている状態です。九合目から山頂までは、山頂直下の登山道は雪が解けて露出しているものの、その下に急斜面の残雪が広がっています。黒岳斜面は朝晩の低温時に表面が硬くなる場合があり、アイゼンやピッケルなどの滑り止めがあった方が良いです。また、これからの時期は、地面があたためられるために、積雪の下に空洞ができ、踏み抜きにも注意が必要です。(※黒岳山開きは6月29日の予定です。)
今年は黒岳石室周辺の雪解けが早く、すでに建物は完全に露出し、雪は正面入り口前にうっすら残る程度でした。テント場にも残雪はありません。石室の営業開始は6月22日予定です。現在は避難小屋として利用が可能ですが、トイレは閉鎖中のため、携帯トイレをお持ちください。
写真:八合目下斜面、九合目上急斜面 6/2