層雲峡のクマゲラ

昨日、一昨日と低気圧のおかげで、ひどい吹雪に見舞われた層雲峡。朝からげっそりするような積雪量に、スコップとママさんダンプと、頼れる味方、除雪機出動。さて季節はめぐり、地面の虫たちが起き出す「啓蟄」(3月5日)も過ぎ、石狩川沿いのヤナギは艶やかな白銀のコートを纏い始めました。何だかんだと春の足音。厳しい長い冬も先が見えてきた感じで、こんな突然の吹雪にも少々余裕の表情です。今日、クマゲラが甲高く鳴きました。キョ-ン、キョ-ン 谷に響く美しい声。3月になり、そろそろ繁殖期が始まったようです。層雲峡にも確実に春は近づきつつ。本日いちばんの、嬉しい出来事でした。
 (クマゲラの美しい声って、どんな声?ビジターセンターのタッチパネル式画面から検索すると、鳴声が聞けますよ。他の野鳥のさえずり声や、ナキウサギの鳴き声も!ご来館お待ちしています。)