今日は黒岳7合目まで行ってきました。現在、五合目の積雪計は200㎝とちょっと。ロープウェイを降りるとすぐに、あっちから「ジャージャー」、こっちから「ジャージャー」。聞き覚えのある、このしわがれ声はホシガラス。いるいるざっと見えるだけでも6羽ほど。彼らは、高山帯に成育するハイマツの実が大好き。だから特に、実が熟す秋口に大雪の山の上で見かける機会が多くなります。五合目はハイマツ帯ではないのでハイマツはありません。ここではエゾマツやトドマツの種子などを食べています。冬になるとホシガラスたちも山を下りて、数羽の群れになっています。群れでいるというのも、夏とは違った形態です。「あら、こちらにいらしてましたか。やっぱり冬は厳しいですよね。」なんだか山の仲間に会ったような、親近感を感じるのです。
ホシガラス(カラス科):黒褐色のからだに、星を散らしたように白い斑点が並んでいます。さしずめ夜空に浮かぶ星。美しい名前のとおり美しい鳥です。
ホシガラス(カラス科):黒褐色のからだに、星を散らしたように白い斑点が並んでいます。さしずめ夜空に浮かぶ星。美しい名前のとおり美しい鳥です。