一日の始まり、悲しげに笑っているようにも聞こえる、独特の声で鳴いているのはヤマゲラ。大型のキツツキで黄緑がかった色をしています。リズムよく、すぐ近くで木をコツコツ突ついているのはアカゲラです。黒い肩羽に、大きな逆八の字型の白斑がよく目立っています。冬枯れの森の中では、彼らの鮮やかな紅いお腹が花の代わりです。峡谷をすり抜け悠々と飛ぶオジロワシの姿を見かけた日は、嬉しくなります。格好いいなあと、見えなくなるまでその姿を追ってしまいます。葉を落とした冬の森は、鳥たちの姿も観察しやすくバードウォッチングが楽しめます。暖かい格好に温かいお茶を持って、外へ出かけてみませんか。